急成長を続けるサブスクリプション・ビジネス。パッケージで一括販売していたソフトウェアを少額の定期課金サービスとして提供するSaaSを始め、今、様々な領域で従来的なビジネスモデルからサブスクリプションへの移行と併存が進んでいます。
今後、人々の消費ニーズが「所有」から「利用」へとさらに移り変わっていけば、新たな収益ベースを作っていくためにサブスクリプション型の事業は不可欠となるでしょう。
編集部がお届けしている定期誌『MarkeZine』では、第43号(2019年7月号)にて「サブスク・ビジネス大全」を特集。そもそもサブスクリプションがどういうものなのかを基本から解説し、アメリカで起こりつつある「サブスク疲れ」にどう対応したらいいのかを紹介。また新しい領域のサブスクリプションに取り組む事例としてファッションを取り上げました。
定期誌『MarkeZine』とは?
定期誌『MarkeZine』は1年間の定期購読で、毎月1冊、トレンドテーマの特集を中心にマーケティング業界の潮流や識者が注目するトピックをお届けしています。
- 先進的な企業の経営判断を追体験できる
- 競合企業の事例やキーパーソンの考え方がわかる
- マーケターが実務で成果を出せるノウハウを学べる
特集「サブスク・ビジネス大全」
売ることが最終ゴールだったプロダクト販売モデルとは異なり、サブスクリプションモデルは顧客と継続的な関係を構築して安定した収益ベースを作っていくことが必要です。では、そのKPIはどう設計すればいいのでしょうか。企業のサブスクリプション展開を支援するソフトウェアを提供しているZuora Japanの桑野順一郎氏と竹内尚志氏が解説します。
日本よりもサブスクリプションモデルが発展しているアメリカ。まだ市場の成長は続いているとはいえ、顧客側に「サブスク疲れ」が起きていると指摘するのがジャーナリストの岩田太郎氏です。表面的にサブスクリプションに取り組んで失敗する企業も続出している中、勝ち組になるにはどうすればいいのか見解をうかがいます。
サブスクリプションが活況なサービスの多くは音楽や動画などネット上で完結するものですが、自動車や食品、さらにファッションの分野でも広がっています。「earth music&ecology」などのブランドを手がけるストライプインターナショナルではファッションのサブスクリプションサービスとしてメチャカリを展開。3年かけて黒字化した戦略について、澤田昌紀氏を取材しました。
定期誌『MarkeZine』第43号ではこの他にも巻頭インタビューで、博報堂DYデジタルとの統合を発表したデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムの島田雅也氏が登場。統合によって何がもたらされるのかを詳しくうかがいます。定期誌について詳しく知りたい方は、ぜひ特設ページをご覧ください!