Eストアーのアンケート結果によると、「どのような機能か知っている(22.8%)」、「名前を知っている(37.4%)」と合計60.2%がRSSを認知していることがわかった。また、RSSを認知している人に対し利用状況を聞いたところ、合計38.7%が「現在利用している(20.2%)」、「過去に利用したことがある(18.5%)」と回答。一般的な利用率に比べてネットショッピング経験者のRSS利用率は高いという結果になった。また、「利用経験は無いが今後利用したい(41.9%)」という意見も多く、合計80.6%もの人がRSSの利用経験がある、もしくは今後利用したいと考えているようだ。
RSSを利用、もしくは利用したいと思う理由については、「最新情報を常にチェックできる(73.5%)」が最も多く、「お得な情報を逃さない(29.0%)」、「メールマガジンよりも簡潔で読みやすい(23.5%)」、「登録の際、個人情報の入力が不要(20.0%)」など、RSSの速報力と手軽さが主な理由になっていると考えられる。
また、RSSでの情報収集が一般化されると、新聞の購読が減るのではという意見がある中、「現在RSSを利用している」と答えた人にRSS以外の情報収集手段を聞いたところ、「新聞、雑誌(64.0%)」と大半以上が、「新聞は内容が深く、しっかり理解できる(71.9%)」などの理由で新聞とRSS両者の効率性を活かしながら併用していることもわかった。
ネットショッピングにおけるRSSの活用については、「セール情報(79.1%)」、「新商品の入荷情報(63.6%)」などネットショップに関するお得な情報をRSSで取得したいという声が多く、ネットショッピングにおいてもRSSに対する期待度は高いことがうかがえた。