楽天は、レストランやカフェなどの飲食店において、商品を事前注文・決済することが可能になるテイクアウト支援サービス「楽天リアルタイムテイクアウト」を提供開始した。
利用者は、スマートフォンやPCサイト上から、近隣の飲食店におけるテイクアウト可能な商品を選び、楽天IDを利用して事前注文および決済を完了することで、実店舗で商品を待ち時間なくリアルタイムに受け取ることが可能になる。また、購入金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを利用することも可能。先行導入店舗として東京都の渋谷駅および五反田駅の周辺地域にある飲食店187店舗から利用可能となり、全国の飲食店に順次拡大していく。
一方事業者は、同サービスを利用することで、テイクアウトサービスを簡単に導入することが可能になる。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、飲食店においてはテイクアウトサービス導入への必要性が高まっている。同社はその社会的要請から、本年10月31日(土)まで同サービスの利用料(クレジットカード決済手数料などを除く)を無料で提供するほか、事業者の要望に応じて、5月中旬より、商品登録や受注管理用のスマートフォンの端末を無償で貸与する予定だ。
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