SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Tableau Japanの中の人が教える脱初心者テクニック、最適なダッシュボードの作り方を解説

 データ分析とその可視化を担うツールとして、Tableauは非常に有力な選択肢です。MarkeZine読者の中にもお世話になっている方は多いのではないでしょうか。一方で、基本操作ができるようになると、もっとTableauを活用して成果を出したいと思うようになった方もいるかもしれません。

 そこで翔泳社では、Tableau Japanの松島七衣さんが解説する『Tableauによる最適なダッシュボードの作成と最速のデータ分析テクニック ~優れたビジュアル表現と問題解決のヒント~』を発売しました。

 本書はTableau中級者向けのガイドブックとして、松島さんが日常的に接しているユーザーの悩みや課題に答える形で応用テクニックを解説。ダッシュボードを見やすくするためのグラフやデザインの選び方、ダッシュボードの表示を早くする方法、便利ツールである関数の使い方を紹介してくれています。実際にTableauを使いながら読み通せば、きっと望むような成果物を作れるようになるはずです。

 なお、2019年に発売した松島さんによる『Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック ~データ加工からダッシュボード作成まで~』では、Tableauを使い始めたばかりの方のために初心者向けの基本操作を中心に解説しましたが、本書はここからさらに進んだ使い方をしたい脱初心者を目指す方向けの内容となっています。

 必要なデータを自由に分析・可視化できるようになることは、ビジネスの成果に直結します。ぜひ本書で一歩進んだTableauの使い方を習得してください。

目次

Chapter 1 効果的なビジュアル表現

■1.1 ビジュアル分析を始める前に
1.1.1 ビジュアル分析の基本
1.1.2 対象や目的の明確化

■1.2 最適なグラフの選定
1.2.1 人間が無意識に捉えられるビジュアル要素
1.2.2 目的に合った実用的なチャート
1.2.3 より適切なグラフ表現

■1.3 デザイン要素の効果的な活用
1.3.1 デザイン要素を取り入れるときの基本的な考え方
1.3.2 色
1.3.3 テキスト・ラベル
1.3.4 形状
1.3.5 ツールヒント
1.3.6 書式設定関連

■1.4 効果的なダッシュボードデザイン
1.4.1 対象や目的に合ったダッシュボードの検討
1.4.2 ダッシュボード全体の統一感
1.4.3 適切なレイアウト
1.4.4 ユーザー自身が見方を理解できる解説や誘導
1.4.5 ユニバーサルデザイン

Chapter 2 パフォーマンス向上~スピードを上げる~

■2.1 パフォーマンスの基本コンセプト
2.1.1 パフォーマンスの基本原則
2.1.2 Tableau Desktopでの処理の流れとインストール環境
2.1.3 Tableau Server・Tableau Onlineでユーザーが考慮すること
2.1.4 データソースで考慮すること

■2.2 データの最適化
2.2.1 データ接続のポイント
2.2.2 抽出のテクニック
2.2.3 ブレンドで考慮すること

■2.3 フィールドの最適化
2.3.1 データ型の最適化
2.3.2 計算フィールドの最適化
2.3.3 関数の最適化
2.3.4 フィールド数は最小限に
2.3.5 Tableauが用意した機能の活用

■2.4 フィルターの最適化
2.4.1 フィルターの順序
2.4.2 フィルターシェルフに入れるフィルターの最適な活用
2.4.3 アクションとパラメーターでの代用

■2.5 デザインの最適化
2.5.1 ビジュアル表現で考慮すること
2.5.2 ワークブック内で実現可能なさまざまな削減
2.5.3 ダッシュボードにおける分析の流れ

■2.6 作業効率
2.6.1 作業時に対象とするデータの工夫
2.6.2 データ確認の効率
2.6.3 ビュー作成の効率

■2.7 パフォーマンスの記録
2.7.1 パフォーマンスの記録の使い方
2.7.2 パフォーマンスの記録で作成される結果の見方

Chapter 3 計算フィールド、フィルター、パラメーター、地図の活用

■3.1 計算フィールドの活用
3.1.1 計算フィールドの作り方
3.1.2 計算の種類
3.1.3 関数の使用

■3.2 フィルターの活用
3.2.1 フィルターの種類
3.2.2 処理の順序を利用した計算(1):コンテキストフィルター
3.2.3 処理の順序を利用した計算(2):ディメンションフィルター

■3.3 パラメーターの活用
3.3.1 フィールドの計算に活用
3.3.2 フィールドの切り替えに活用
3.3.3 フィルター、セット、ビン、リファレンスラインに活用
3.3.4 ダッシュボード上のシートの切り替えに活用

■3.4 地図
3.4.1 マップレイヤーで地図の変更
3.4.2 空間ファイルの使用
3.4.3 空間ファイルと緯度・経度データの結合
3.4.4 画像上への描画

Chapter 4 表計算とLOD表現

■4.1 表計算
4.1.1 表計算とは
4.1.2 行数を返す関数
4.1.3 N行前後の値を返す関数
4.1.4 順位を返す関数
4.1.5 累積する関数
4.1.6 集計する関数
4.1.7 ネストされた表計算
4.1.8 表計算の結果をフィルター

■4.2 LOD(詳細レベル)表現
4.2.1 LOD表現とは
4.2.2 LOD表現とフィルターの処理の順番
4.2.3 LOD表現の基本例
4.2.4 LOD表現の使用例
4.2.5 表計算とLOD表現のポイント

Chapter 5 複数データの組み合わせ

■5.1 複数データの組み合わせ方法
5.1.1 結合、ブレンド、リレーションシップ、ユニオンとは
5.1.2 リレーションシップの動き
5.1.3 リレーションシップ、結合、ブレンドの整理

■5.2 活用例
5.2.1 リレーションシップの例:結合例あるいはブレンド例を含む
5.2.2 結合の例
5.2.3 ブレンドの例
5.2.4 ユニオンの例

Chapter 6 アクション

■6.1 ターゲットに直接反映するアクション
6.1.1 フィルター、ハイライト、URL、移動のアクション
6.1.2 アクションの活用例

■6.2 セットアクション
6.2.1 セットアクションとパラメーターアクションのイメージ
6.2.2 セットアクションとは
6.2.3 セットアクションの使用例

■6.3 パラメーターアクション
6.3.1 パラメーターアクションとは
6.3.2 パラメーターアクションの使用例
6.3.3 セットアクションとパラメーターアクションの比較

Tableauによる最適なダッシュボードの作成と最速のデータ分析テクニック

Amazon SEshop その他


Tableauによる最適なダッシュボードの作成と最速のデータ分析テクニック
~優れたビジュアル表現と問題解決のヒント~

著者:松島七衣
発売日:2020年6月24日(水)
価格:3,400円+税

優れたダッシュボートに備わっている『見た目』『表示速度』『機能の活用』を目指し、思い通りの成果物を作れるようになるテクニックを多数紹介。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/06/24 07:00 https://markezine.jp/article/detail/33627

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング