SNSマーケティングを行う際、画像や動画を使ってより視覚的、聴覚的なアプローチを試みることは多いでしょう。しかし、その画像や動画に人物が映っている場合、公開には注意が必要です。人は、自分が撮影された写真や動画を勝手に公表されない権利「肖像権」を持っているからです。本記事では、肖像権の定義や基本の4つのルール、肖像権侵害と判断された事例などから、SNSマーケティングにおける肖像権侵害について考えます。
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- 肖像権とは
- 肖像権侵害は犯罪になる?
- 肖像権侵害にあたる4つのルール
- 1.個人が特定できる
- 2.撮影された本人の許可がない
- 3.撮影場所がプライベートな空間である
- 4.拡散性の高い場所に公開されている
- SNSに公開した写真を勝手に使ったら肖像権侵害?
- 肖像権侵害になりやすい例
- プライベート写真がSNSに公開された
- 自宅や病院での姿を公開された
- 公開拒絶の意思表示をしたのに公開された
- 肖像権侵害になりにくい例
- 人物を特定できない写真
- 公共の場で撮影された写真
- イベントスタッフの写真
- 肖像権侵害が認められた判例
- 判例1:病院内での撮影
- 判例2:30年前の水着写真
- 判例3:ストリートファッション
- 判例4:動画の肖像権侵害が認められた例
- 肖像権侵害にまつわる疑問
- 顔がわからなければ肖像権侵害にならない?
- 公務員や著名人でも肖像権侵害になる?
- 似顔絵やイラストも肖像権の侵害になる?
- SNSに画像や動画を投稿する際は、肖像権の侵害に注意しよう
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