アクセンチュアは、企業のAIエージェント導入を加速させるため、AI Refineryプラットフォームを拡充し、新たにAIエージェントビルダーを追加したことを発表した。この新機能により、プログラミングスキルを持たないユーザーでも、NVIDIA Llama Nemotron AI モデルによる高度な推論機能を備えたAIエージェントを作成・カスタマイズできるようになる。

同社は、今後数ヵ月で50超の業界特化型のAIエージェントソリューションの開発に取り組み、年末までに100を超えるソリューションの開発を目指している。なお、現時点では通信、金融サービス、保険、製造、ヘルスケア、小売など幅広い業界向けのソリューションが利用可能だ。
同社の執行役員で、AIセンター長で博士(理学)の保科 学世氏は次のようにコメントを発表した。
「私たちは、生成AIとAIエージェント技術を駆使して、お客様の業務プロセスをエンドツーエンドで変革し、重要なビジネス上の課題解決を支援しています。最近では、AI Refineryプラットフォームやエージェントビルダーなどの新たなイノベーションの創出に注力しています。AIエージェントが状況を把握、推論し、継続的に改善プロセスを実行することで、企業やビジネスの意思決定者に柔軟性をもたらし、お客様のビジネス価値向上につなげることが可能になります。日本においては、お客様への導入が進んでいるAccenture AI HUB Platformに加え、AI Refineryをはじめとする新たな技術を最適に組み合わせたソリューションを展開して参ります」
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