アクセンチュアは、NVIDIAが提供するカスタム生成AIモデルの構築プラットフォームNVIDIA AI Foundry上に、「Accenture AI Refineryフレームワーク」を構築したことを発表した。これにより企業は、NVIDIAが発表した公開生成モデルである「Llama 3.1コレクション」を活用して、自社に最適化された大規模言語モデル(LLM)の構築が可能になる。
※Llama 3.1はMetaが開発したオープンLLM
今回発表されたフレームワークを利用することで、企業はドメイン固有の要素を持つカスタムLLMを構築して、独自のビジネスニーズを反映したAIシステムを導入することが可能になる。
アクセンチュアは、このフレームワークを活用して、同社自身のエンタープライズ機能の再構築にも取り組んでいる。今後はマーケティング・コミュニケーションにおける活用から着手し、その他の機能にも活用を拡大していく予定だ。
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