ビッダーズ、モバオク、モバゲータウンなどのサイトを擁し、モバイル分野で絶好調のディ・エヌ・エーの平成19年度3月期第3四半期の決算発表が1月25日行われた。
発表資料によると、第3四半期連結業績は売上高、営業利益ともに大幅に伸びて、売上高は37億3700万円で、前年同期17億5100万円から113%アップ、営業利益は11億9400万円で、前年同期6億5200万円から83%アップという驚異的な結果。
好調の要因としては、2006年12月に月間48億PVに達した「モバゲータウン」がモバイルポータルサイトとしての地位を確立したこと、携帯オークションサイト「モバオク」の順調な成長など、モバイル分野での成長が大きい。
同社は、売上高の最も大きな部分を占めるモバイル事業に今後も注力しつつ、中国進出や旅行代理店事業などの新規事業、さらにはM&Aを視野に入れた事業拡大へ意欲を見せている。
参考資料:「平成19年3月期 第3四半期決算説明会資料」 (PDF)