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サイバー犯罪 前年比40%増、5年間で3.3倍に増加

 やはりサイバー犯罪(情報技術を利用する犯罪)は増加の一途をたどっているようだ。2006年のサイバー犯罪の検挙および相談状況をまとめた資料を警察庁が22日に公表し、サイバー犯罪が前年比40%増(4425件)となり、この5年間で3.3倍に急増していることがわかった。

 サイバー犯罪で検挙されたもののうち、8割以上は下記のケース1のような「インターネット・オークション詐欺」などのネットワークを利用した犯罪だ。

◆ケース1(警察庁資料から抜粋)
―2006年10月に警視庁管轄で検挙された事件―
被疑者(無職・29才・男)は、インターネットオークションにおいて、ブランドバッグ等を出品してオークションにかけ、購入を希望して電子メールを送信してくる者に内容虚偽の電子メールを送信して閲覧させ、同人をして、代金を支払うことにより、商品を確実に取得できるものと誤信させ、バッグ12点の購入代金として現金合計1,300万円を振込入金させ、だまし取った。

 またネットワークを利用した犯罪では下記のような犯罪も起きている。

◆ケース2(警察庁資料から抜粋)
―2006年9月に香川県で検挙された事件―
被疑者(会社員・24才・男)は、オンラインゲームのキャラクターを使用して、同ゲームで遊戯中の被害者3名に対し、ゲーム上の仮想通貨とポイントアイテムの交換を持ちかけて、被害者のキャラクターが保有していたポイントアイテム(時価合計5,300円相当)の使用権を被疑者のキャラクターに移転させてその使用権を詐取し、もって、財産上不法の利益を得た。不正アクセス禁止法違反でも検挙。

 近年利用者が増えているインターネットオークションやオンラインゲームは便利で楽しいものかもしれないが、犯罪に遭う可能性もあるということを忘れないようにしたい。ネットワークを利用した犯罪では、このほか「児童の性的被害に係る犯罪」も増加。検挙件数は978件で、前年(666件)の約1.5倍に増えている。サイバー犯罪は年々高度化し、また事件が全国各地で発生するなど広域化しているのが特徴だ。警察庁は、増え続けるサイバー犯罪に対し、事件の広域化に合同・共同捜査でを実施し、最先端の捜査技術・捜査手法を開発して対応するとしている。

警察庁「平成18年のサイバー犯罪の検挙及び相談状況について」(PDF)
 

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