TBSは、有料配信事業を2008年にリニューアルし、新ブランド「TBSオンデマンド」として提供を開始した。2009年4月からは、TBS局制作ライブラリードラマの大量配信や、「東方神起最新ライブ」などの強力なオリジナルコンテンツを独占配信を展開。売上げは前年同月比約5倍の高水準で推移し、リニューアルから1年半での黒字転換に成功した。通期での黒字化は、テレビ局が運営するVOD(ビデオ・オン・デマンド)事業としてははじめて。
TBSは、オンデマンド事業をさらに拡充し、地上波ゴールデン・プライムタイムで放送中の番組の「見逃し配信」(1話315円)をスタート。また、提携配信先として、「テレビドガッチ」(プレゼントキャスト)、「QTV ビデオ」(フロントメディア)、「TSUTAYA TV」(TSUTAYA TV)が加わったほか、今後は携帯向け動画配信事業を本格化させる。
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