米グルーポンに代表されるフラッシュマーケティングを活用したクーポン共同購入サイト。日本では4月から参入企業が相次ぎ、9月にスタートしたばかりのサービスまで含めると、50を超すサイトが運営を開始している。
ビデオリサーチインタラクティブは今回、クーポン共同購入サイト47サービスを調査対象として、PCのクーポン共同購入サイト全体の推定訪問者数の推移を分析。6月度は29万人規模だったが、この2か月間で5.4倍に伸び、8月度には159万人に達している。159万人という規模感を個別ドメインの推定訪問者数のランキングにあてはめると、260位程度の水準となるが、サービスが徐々に浸透しつつあることは確実な情勢だ。
8月度のサイト訪問者の構成割合は、男女とも35~49才層の割合が高く、職業別では主婦のシェアが高い傾向にある。お金に対してはおしなべて意識が高い傾向にあり、特に「節約術を実践」などでの反応が強くなっている。
モバイルでの動向をみると、7月度時点のクーポン共同購入サイト接触率はi-modeユーザーで8.3%、Yahoo!ケータイユーザーでは5.0%を示しており、モバイルにおいても着実に浸透している様子がうかがえる。
注)PCに関する文中の数値はすべて、自宅内PCインターネット利用者の推定値
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