2009年6月に、ZyngaがFarmVilleをリリースして以来、Facebookをはじめとするソーシャルネットワーキングサイトで提供されるソーシャルゲームが人気を獲得。米調査会社eMarketerは、米国ソーシャルゲーム市場規模は2011年に10億9000万ドルに達するとの予測を発表した。
eMarketerは、2011年に約6200万人の米国インターネットユーザーが、毎月少なくとも1つのゲームをソーシャルネットワーキングサイト上でプレイすると予測。プレーヤーの増加にともなって、仮想アイテムの売上、リードジェネレーションオファー(プレーヤーがオファーに応じて購入などのアクションを起こした場合に、仮想通貨のインセンティブを与えること)、広告なども増加している。
仮想アイテムによる売上はソーシャルゲーム市場の6割を占める最大の収益源に成長しているが、広告費はそれを上回る勢いで成長しており、2011年には前年比60%増の1億9200万ドルがソーシャルゲーム広告に投下される。2012年にはさらに41%増加し、リードジェネレーション抜いて市場全体の2割を占めると予測している。
仮想アイテムにお金を使うのはソーシャルゲームユーザーの6%に過ぎないが、その金額は2011年には6億5300万ドルに達する見込みだ
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