レストランガイドとして知られる「ミシュランガイド」が専門の調査員による調査をもとに評価するのに対して、ザガットは一般の人を対象に「サーベイ」と呼ばれるアンケートを行い、そのデータをもとに、レストランの評価を行っている。現在、ザガット社は、米国内の都市だけでなく、パリ、ロンドン、北京、東京など世界各国でガイドブックを出版している。
ザガットはガイドの出版のほかに、レストラン検索サイトも運営しており、グーグルは、これらのレストラン情報やコンテンツを自社の検索や地図サービスと融合させたい考えだ。グーグルは2009年に米国のローカル情報サイト「Yelp」を買収しようとして断念しているが、ザガット社はサイトのトップページに、レストランと同様にグーグルの評価をパロディとして掲載。LOCAL、SOCIAL、MOBILE、USEFULのすべてに最高の30点を付けて、この買収を歓迎している。
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