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携帯ユーザーの関心は「機能・イメージ」から「料金」へ、「ドコモ2.0」キャンペーン不発の背景とは?―価格.comリサーチ

2007/09/21 00:00

 カカクコムが運営する価格比較サイト「価格.com」は、ユーザーへの意識調査「利用したい携帯会社はどこ?キャリア選びのポイント徹底調査!」の結果を発表した。調査期間は2007年8月30日から9月11日で、2,404人(男性 83.1%、女性 16.9%)から回答を得た。

 発表された資料によると、現在契約しているキャリアは、トップの「ドコモ」44.6%に、「au(ツーカーを含む)」30.7%、「ソフトバンクモバイル」19.1%、「ウィルコム」2.7%と続いた。契約年数は5年以上と答えた人が半数を超え、2006年10月に導入された携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)制度を利用してキャリアを乗り換えたユーザーは5%ほど。

 年内に移行する予定があるかという質問には、「移行の予定なし」が約80%と最も多く、「移行検討中」が15%、「移行の予定あり」は6%ほど。MNPの利用が落ち着いたかに見えるが、MNP開始の3か月後の調査では利用率は10%程度だったことから、MNPを利用したキャリア移行はこれからも続きそう。気になる「移行したいキャリア」では、「ソフトバンクモバイル」が42.9%、「au」は36.7%で、この2つで全体の8割近くを占める。移行の流れは「ドコモから他キャリアへ」だけではなく、「auからソフトバンクモバイルへ」も増えており、ソフトバンクモバイルの躍進が目立つかたちとなった。

 キャリア選びの際に重視するポイントを3つ挙げる質問に対しては、「通話料金」26.4%が最も多く、「料金プランの豊富さ」14.8%、「本体のデザインが良い」13.3%が続いた。「キャリアのイメージ」を挙げた人は8.3%で、ユーザーの関心は料金に傾いており、「ドコモ2.0」キャンペーンなどのイメージ戦略に反応する人は少ないのが現状のようだ。

 3大キャリアのブランドイメージについては明暗が分かれた。「楽しい・遊び心がある」「信頼できる」「センスがある」といった7項目について、ドコモはほとんどの項目で低い評価にとどまったが、「信頼できる」というキーワードではほかのキャリアを大きく上回った。auは3キャリア中、全般的に最も高い評価を獲得し、ソフトバンクモバイルは、旬のブランドというイメージと料金プランやサービス内容で一定の評価を得た。

 このカカクコムの調査の詳細と過去のデータは以下のリンクで閲覧することができる。

「第9回 価格.comリサーチ結果発表 「利用したい携帯会社はどこ?キャリア選びのポイント徹底調査!」」
「[価格.comリサーチ]結果レポートバックナンバー」

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