博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、スマートテレビのホーム画面上で動画広告を配信・掲載する新サービスを開発した。2月21日より、東芝のテレビ受像機上で動作するレグザクラウドサービス「TimeOn」のクラウドメニュー画面において、同サービスを使った動画広告の配信・掲載を開始した。
「TimeOn」のクラウドメニュー上にある「マイページ」「ビデオ」「セレクトページ」の画面を表示すると、自動的に動画広告が表示され、リモコンのキー操作1回で大画面再生・指定URLサイトへの遷移等の操作が可能。動画終了後にアンケート画面を表示し、視聴者からの評価を測ることができる。
現在、米国をはじめとした国々において、ブランディングなどの観点から広告主のオンライン動画広告への関心が急速に高まっている。その中でも生活に密着し、広告の表示サイズの大きいテレビ画面で配信される動画広告は、インパクトや見やすさの面からも、より高い広告価値を生み出すことが期待されている。
今後は、動画広告の配信にとどまらず、視聴者の反応を即座に抽出する新しい効果検証の仕組み(=視聴者アンケート)を実装することで、広告主にとって価値の高い広告メニューとして展開していくことを目指す。さらに、ターゲティング広告などの実施も視野にいれている。まずは、味の素・花王・日産自動車が協力。順次広告枠の販売を行っていく予定。
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