プラスアルファ・コンサルティングは、同社が提供する「カスタマーリングス」において、「かご落ちリマインドメール機能」「キャンペーン反応分析機能」といった、新機能を実装した最新バージョンの提供を開始した。これにより、通販事業におけるLTV(顧客生涯価値)最大化を実現する。
昨今の通販企業を取り巻く環境は、市場規模が6兆円を超え16年連続で増収となるなどの成長を背景に、多くの企業が新規参入し競争が激化している。そのため顧客獲得単価は日々高騰し、新規の顧客獲得効率が悪化し収益を圧迫している。こうした中、通販企業の多くは既存顧客の収益アップ(CRMの強化)がテーマとなっており、顧客の属性や自社製品の検討、購入履歴から関連性を分析し、顧客に合わせたマーケティングアクションを実行することの重要度が急速に増している。
こうした通販業界における市場の変化に対応し、先進企業の多くが検討/導入を始めている顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)に応じたマーケティングの実践を可能にするために、自社顧客像を把握する分析機能や、クロスチャネルでコミュニケーションを実践するマーケティングオートメーション機能を大幅に強化する、今回のバージョンアップに至った。
【関連記事】
・プラスアルファ「カスタマーリングス」、サイバーエージェントのDMPサービスと連携へ
・プラスアルファ「カスタマーリングス」、「Yahoo! DMP」と連携~新日本製薬が先行導入
・プラスアルファ、「カスタマーリングス アパレルパック」リリース~アパレル通販のCRM支援へ
・マーケティングオートメーションを手掛ける新会社「SATORI」設立、10月1日から事業開始
・イノーバ、「Cloud CMO」をマーケティングオートメーションツールとしてリニューアル