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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Autumn

データ活用の高度化を考える(AD)

「このマーケティングツールには、どのデータを使う?」 使い先にフォーカスしたデータの選び方を考える

ネットリサーチへの活用

 ネットリサーチへは以下のようなデータの活用がオススメです。

  • データの要素:Cookie ID、モニターID
  • データ種別:外部データ
  • データ量:大

 ネットリサーチとの連携は対象になるネットリサーチのモニターと、対象となるデータが保有している要素との連携を行えるボリュームに依存して、活用できる可否が決まります。

 ネットリサーチのモニター自体は多くても100万程度の数になるため、連携をするデータのボリュームはある程度多くないと成立しないことがあります。そのため、実際にネットリサーチに対してDMPに溜まっているデータを連携する場合は、事前にどれくらいのボリュームがありそうかを検証しつつ活用プランを立てる必要があります。

LPOツールへの活用

 LPOツールへは以下のようなデータの活用がオススメです。

  • データの要素:Cookie ID
  • データ種別:自社データ、外部データ
  • データ量:大(外部データ)、小~大(自社データ)

 LPOツールはデータの量の大小によって利用方法が異なります。例えば、新規顧客に向けた集客効率を上げるために外部データを活用する際は、活用する外部データとLPO対象になるページにアクセスするユーザーがどの程度重複するかを検証しながら、ターゲットの選定を行う必要があります。

 LPOの対象になるターゲットがサイトに来る顧客の数%程度しかいない場合、CVRが2倍になっても全体のCV数に対してはほとんど影響がなくなってしまいます。一方で、ECサイトのように顧客が定期的に訪れるサイトの場合は、少量の自社データを活用したLPOでも売り上げに対して大きな影響を与えることがあります。

 このようにサイトの質やデータの種類によってデータのボリュームと活用方法を検討する必要があるのです。

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CRMツールへの活用

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この記事の著者

簗島 亮次(ヤナシマ リョウジ)

株式会社インティメート・マージャー代表取締役社長。
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科を2010年首席で卒業。2013年、Googleのレイ・カーツワイル氏が2020年に起きると予測した「あらゆるデータがひとつに統合される」という革命を冠した株式会社インティメート・マージャーを創業し、2019年10月東証マザーズへ上場。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/02/23 10:00 https://markezine.jp/article/detail/23849

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