2016年1月に創刊したマーケター・経営層向け定期誌『MarkeZine』(毎月25日刊行/64ページ/毎月10日申し込み締切)。読者のみなさまへ一足先に、第6号の目次をお知らせします。特集テーマは「変わる広告」です。
第6号の特集テーマは「変わる広告」。日本でネット広告が誕生してから約20年が経ちました。今年の2月に電通が発表した「2015年 日本の広告費」によると、純広告費は実に6年ぶりに6兆円を超えました。中でも、初めてインターネット広告費市場は1兆円を超え、市場の拡大が続いています。一方で、新聞・ラジオ・雑誌・テレビを合わせた「マスコミ四媒体広告費」(衛星メディア関連を含む)も、前年比101.6%で2兆9,393億円に伸長し、特に「テレビメディア」(地上波テレビ+衛星メディア関連)が前年比102.8%と拡大をけん引しています。
生活者のモバイルシフトや購買行動の変化に伴い、企業のメッセージを届ける手段の一つである「広告」の在り方は、今大きな変化を迎えています。その変化をどのように捉え、マーケターや経営者は対応していくべきか。定期誌『MarkeZine』第6号の特集では、電通総研の北原利行氏、CyberZの青村陽介氏、デジタルインテリジェンスの横山隆治氏への独占インタビューを実施。現状認識と課題について整理し、また展望を伺いました。「過去の慣習に倣った施策を繰り返すだけでなく、時代の変化を見据えて新たな施策に挑戦したい」「市場変化の概要をおおまかに理解して、戦略立案に活かしたい」といった課題を感じているマーケターや経営層の方にお勧めの内容となっていますので、ぜひお見逃しなく!
巻頭インタビューには、ブランドマネジメントにおけるデジタル活用の本質について、資生堂ジャパンの音部大輔氏に迫りました。資生堂は2015年10月に、本社の企画・マーケティング部と販売子会社を統合し、新たに資生堂ジャパンを設立しました。強いブランドづくりを目指す一環として、90年近く続いた同社の伝統ともいえる販売会社制度を改め、企画から販売までを一気通貫する体制を整えたのです。その展開に、デジタルをどう活用していくのか。「デジタルはツールのひとつ。コンシューマーがデジタルと密接だから、ブランドマーケティングに欠かせなくなっている」と語るインタビュー、自社のデジタルシフトを推進したい経営層やマーケターは必読です。
そして、人気連載「私のキャリア」では、リノベーション事業で急成長を遂げるリノべるの広報 田尻由賀里氏が登場。「広報という仕事のエバンジェリスト」としても活躍している田尻氏の経験は、マーケティング・コミュニケーションの仕事に関わる人にぜひ読んでいただきたい内容となっています。
また第5号からスタートした新連載「世界のスタートアップに学ぶ」では、サードウェーブ系コーヒーチェーンのスタートアップ「Wheelys」を紹介しています。打倒スターバックス!と掲げる創業者のMariaさんに、同社の成功の理由とそのビジネスモデルについて迫りました。
その他の連載「業界最新動向」「愛されオウンドメディアの育て方」「DI. MAD MAN Report」「ヤフーのデータが語る」「データで読み解く」「idea Lab.」「Book Navigator」「マンガ超訳 マーケティング用語」も、新たな切り口で展開していますので、ぜひお楽しみに!
定期誌『MarkeZine』第6号の目次はこちら!
Insight(巻頭インタビュー)
ブランドマネジメントにおけるデジタル活用の本質
資生堂ジャパン 音部 大輔氏
Feature(特集) 変わる広告
ネット広告の多様化で広がるクロスメディア展開の可能性
電通 電通総研 北原 利行氏
二桁成長を続けるスマホ広告市場が向かう未来
CyberZ 青村 陽介氏
デジタルデータを駆使してマス広告を最適化する
デジタルインテリジェンス 横山 隆治氏
世界のスタートアップに学ぶ
全世界で増殖中!サードウェーブ系“自転車”コーヒーチェーン
中井 千尋氏/岡 徳之氏
業界最新動向
MarkeZine編集部
私のキャリア
広報を通して幸せな人や会社を増やしていきたい
リノベる株式会社 田尻 有賀里氏
愛されオウンドメディアの育て方
物量ではなく質で勝負する
ベルリッツ・ジャパン 胡 喬太氏
ヤフーのデータが語る
コンテンツマーケティングと運用型広告の併用メリット
ヤフー 天野 武氏
データで読み解く
目に留まるバナー広告の要素とは
マクロミル 佐藤 優太氏
米国最新事情レポート『DI. MAD MAN Report』
米国でついに動き出した、プログラマティックTVの幕開け
デジタルインテリジェンス 榮枝 洋文氏
Book Navigator
ホワイトカラーは絶滅危惧種か
来たる、魔法の世紀を生き抜くための地図を開け
『これからの世界をつくる仲間たちへ』
情報工場「SERENDIP」
マンガ超訳 マーケティング用語
IOTとは?
※2016年5月上旬時点での予定です