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無視されないTwitter広告の実現法を解説!

Twitter広告を活用しているマーケター必見! 投票広告、効果の高い4つのテーマとは

 Twitter広告の新たな活用法を提案する本連載。今回は、Twitterの投票機能を活用した広告の企業事例を紹介するとともに、クリエイティブで使える4つのパターンを解説します。

前回のおさらい

 ミレニアル世代を中心とした生活者に無視されず、興味を引きつける広告の出稿ノウハウを、Twitter広告に絞ってお伝えする本連載。前回記事では、広告主にとっての「新規顧客獲得の重要性」、それに対して「負のスパイラルに陥りやすい背景」を説明しました(詳細はこちら)。

 また、ミレニアル世代のほとんどは「広告がこの世になければ世界はよりよい場所」になるが、「広告が邪魔ではなく興味を引きつける場合は受け入れる」と回答(出典:Maru/VCR&C, July 2016, as cited by eMarketer)していることから、今後一層、新規顧客との広告コミュニケーションの「質」が重要になっていくことを明らかにしました。

 Twitter広告においては「投票機能フォーマット」により、興味や理解の深耕を両立し、求められるコミュニケーションの変化に対応できる可能性を提示しました。今回は同フォーマットの活用事例、具体的な活用方法、配信する際の注意点などを紹介します。

日本、アメリカの活用事例に学ぶ

 広告での活用方法を解説する前に、まず、日本とアメリカにおける「投票機能フォーマット」の活用事例を紹介します。先に、アメリカで投票数が多かった投稿を見てみましょう。

 CNN放送のフットボールチャンネルでは毎週「ゴールオブザウィーク」という、一週間で最も素晴らしかったプレーをTwitter投票で決定しており、上記ツイートの回は48万人以上が参加しました。

 下のツイートは、米スターバックスが投票機能を活用し「チャイラテを飲んだ一口目にどんな気持ちになる?」という質問を投稿。11万人以上が参加しました。

 次に、日本国内で人気の高かった二つの事例を挙げます。一つは、グリコ「プッチンプリン」45周年を祝う「プッチン国民投票」の一環で投票機能を活用した事例。このツイートには、45万以上の票が集まりました。

 二つ目は、スタートトゥデイの事例です。同社代表取締役社長の前澤友作氏は投票機能を活用し、命名権を獲得したZOZOマリンスタジアムの新ロゴを決定すると発表しました。最初は3案で投票を行い、その後、上位2案でもう一度投票機能を使い決定しました。

 これらの事例からもわかるように、企業のブランディングはもちろん、利用者と一緒に意思決定を行う事例も出てきています。利用者が自ら関わったことにより、投票以前のブランドとの関係性が変化し、当事者意識を醸成する結果にも繋がるので、新規層はもちろん、既存のファンとの関係性構築にも有効といえます。

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この記事の著者

新宅 暁(シンタク アキラ)

 Twitter Japan株式会社 Sr.Sales Product Specialist ウェブダイレクトレスポンス広告、アプリインストール広告の商品戦略を推進。以前はアカウントマネージャーとしてアプリデベロッパーのTwitterマーケティング活用をサポート。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/12/22 11:00 https://markezine.jp/article/detail/25815

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