スペシャリストが教える、投票広告の勝ちパターン
ここからは、実際に投票機能を広告に活用する方法を解説します。まず、Twitter広告で投票機能を活用するメリットは、以下のものが挙げられます。
・投票は4設問、各最大25文字まで設定ができ、その結果本文と合わせると最大240文字で表現できるため、多彩なクリエイティブを実現できる
・投票アクション自体への課金は起こらず、その後ツイート内に設置したURLへのクリックのみに課金が発生するため、取り組みやすい
・誰がどの投票に参加したかは公開されないため、利用者にとってもアクションしやすい
次に、実際の事例をもとに、投票をしてもらうためのポイントを解説します。下記ツイートはWILLER TRAVELが実際に配信した広告です。
片思いの彼とクリスマスに東京ディスニーリゾート(R)へデート。キュンとする告白は?お得にディズニーへ行けるクリスマスキャンペーン開催中⇒https://t.co/UAG0FueUwb
— WILLER TRAVEL (@WILLER_TRAVEL) 2016年10月4日
このツイートでは、「ディズニーランドに行くならどんな告白をする?」と利用者に問いました。投票に参加した利用者は能動的な状態になり、結果として「高い興味を持った状態でキャンペーンサイトに遷移」することになります。
構成されている要素を分解すると「投票参加の促し」「商材に関する情報」「遷移先URL」が含まれています。つまり、この広告を見たときに、いかに参加したくなる投票内容であるか、投票した利用者が容易に理解できる商材説明になっているかを確認すべきです。
また、「投票の項目」には求められる要素はいろいろありますが、特に確認すべき二つを紹介します。一つは商材への理解を深め、興味を引きつかせる内容になっているか。もう一つはその後URLをクリックしたくなる内容かどうか、です。
他にも気軽に参加ができる内容であること、また投票をした後に再度ツイートに戻りたくなるような内容になっているかまで考慮できているとベストです。ただ、まずは上記二つの要素が含まれているか、投票機能を活用する際は確認するようにしましょう。
いますぐできる、代表的な4つの投票ツイート
では「どのようなテーマ」でツイートを作成していくのが良いのでしょうか。過去の実績から、効果的なものを4つご紹介します。
サービス詳細説明:商材を既に利用している既存利用者や今後利用するユーザー向けにサービスのおすすめポイントを聞き、それを訴求する。
他社比較:競合他社よりも秀でているポイントを並べ、利用者に対してどんなサービスを使用したいかを投げかける。
一般的な悩み:誰しもが抱える悩み事を並べ問い、それを当該サービスが解決できると訴求する。
欲求呼び起こし:欲求を呼び起こす内容を並べた質問を通じて、当該サービスの良さを伝える。