楽天リサーチ株式会社と株式会社三菱総合研究所は本日、15歳から69歳の男女を対象とした「第23回携帯電話コンテンツ・サービス利用者調査」の調査結果を発表した。調査のテーマはモバイルショッピング。期間は8月24日から8月30日にかけてWeb上で実施され、回答者は2,400人(男性50%、女性50%)。うち主要4社(NTTドコモ・au・ソフトバンク・TU-KA)の携帯電話利用者は2,107人(回答者の87.8%)であった。
今回の主な調査結果には下記のものが挙げられる。
・今調査におけるモバイルショッピング利用率(過去1ヶ月間)は16.6%と約1年前の第18回調査の12.4%と比較し約3割上回った。
・モバイルショッピングの平均利用金額(過去1ヶ月間)は、14,676円。性別別では、男性19,594円に対し、女性は10,197円であった。
・モバイルショッピングでの購入商品についてみると、書籍・雑誌(28.4%)が最も高く、でCD・DVD(17.5%)、食品(菓子類、嗜好品)(17.5%)となった。特に書籍・雑誌の伸びが著しい。
・モバイルショッピングの利用時間は、午後7時から12時の利用が多く、購入率はこの5時間で全体の約50%を占める。1時間当りの購入率では、午後10時から12時が11.9%と最も高い結果となった。
・モバイルショッピングを行ったきっかけは、「携帯電話の公式サイトのメニューから」(15.9%)、「携帯ショッピングサイトから直接メールが来て」(15.3%)、「ブログやアフィリエイトサイトを見て」(7.3%)であった。
・モバイルショッピングを利用した理由は、「その店で買うとポイントやマイレージがたまるから」(44.5%)が最も多かった。次いで「自分が探した中で最も安い値段で提供されていたから」(29.0%)、「商品紹介を見て買いたくなったから(衝動買い)」(14.0%)の順。第16回調査と比較すると、「その店で買うとポイントやマイレージがたまるから」は増加し(39.5%→44.5%)、「商品紹介を見て買いたくなったから(衝動買い)」は減少した(16.4%→14.0%)。調査レポートでは「お得感志向でモバイルショッピングを利用している傾向が強くなっているように見受けられる」としている。
尚、詳細な調査結果は下記ニュースリリースを参照のこと。
モバイルショッピング利用率は1年前と比較し、3割上昇~第23回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査結果より~