デロイト トーマツ コンサルティングは、今年で調査開始から21回目を迎えるGlobal Powers of Retailingの最新版を日本語訳したレポート「世界の小売業ランキング2018」を発表した。本レポートは、全世界の小売企業から2016年度の売上高上位250社をランキングにまとめ、地域、セクター、チャネルごとに分析しているほか、小売業における最新のトピックスをまとめている。
今回の調査結果として、上位250社の総小売り売上高合計は4兆4,100億米ドル、平均小売り売上高は176億米ドル、2011~2016年度における小売り売上高の年平均成長率は4.8%となった。250社のランキングのうちトップ5は昨年と変わらず、Walmartは20年以上連続で1位にランクイン。また、前回、調査開始以降初めてトップ10入りを果たしたAmazon.comは順位を4つ上げ、6位に入っている。
なお日本企業でトップ250入りした企業数は32社で、前回の30社より2社増加した。日本企業のうち、最上位は12位にランクインしたイオンだった。
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