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スターバックスのメッセージは伝わらなかったのか? 「3時間の閉店騒動」のその後

 米スターバックスは2月25日に店舗を夕方5時半から8時半の3時間閉鎖して従業員の再訓練を行った。人気のコーヒーチェーンによる味とサービスを改善するための大規模なトレーニングイベントに、全米のマスコミが飛びついた。広告業界情報サイト「AdAge」、レストラン業界情報サイト「QSR」は、同じ調査レポートをもとにスターバックスのトレーニングイベントの問題について報じている。

 調査会社Synovateが消費者1000人を対象に行った調査によると、回答者の75%が今回のスターバックスの閉店について知っていたが、閉店した理由を知っていた人は半数に満たなかったという。スターバックがあらかじめこの訓練について明らかにしようとしなかったことから、同社の味とサービスの品質向上というメッセージは、うまく伝わらなかったようだ。

 しかし、閉店した時間帯は、消費者の利用動向から見ると最も適切な時間帯だったと評価されている。その時間帯にコーヒーを買おうとしていた人は回答者の10人に1人。当日99セントでラテを販売していたダンキンドーナツを利用した人は、そのうちの2割程度。そのほか、マクドナルド、パネラ・ブレッドが利用されたという。今回はうまくメッセージは伝わらなかったものの、思ったよりネガティブな評価はなかったというかたちで落ち着きそうだ。

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/13 16:10 https://markezine.jp/article/detail/2904

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