MarkeZine(マーケジン)

記事種別

年賀状の発行枚数は15年連続で減っているのにCM出稿量が増えている理由は?【PTP調査】

2018/12/28 17:00

 PTPは、日本郵便の年賀状発行枚数と、年賀状に関するCMの出稿量との関係を調査し、結果を発表した。なお調査には、同社のテレビCMデータベースサービス「Madison」で蓄積した、過去3年分の出稿データが用いられた。出稿量はテレビCMの本数ベースで集計・表記している。

発行枚数は15年連続で減少

年賀状の当初発行枚数推移※売上予想は日本郵便公表の当初発行枚数に切手代を乗じて算出
年賀状の当初発行枚数推移
※売上予想は日本郵便公表の当初発行枚数に切手代を乗じて算出

 他の郵便料金を値上げする中、年賀状の価格を据え置いた昨年も、年賀状の発行枚数は下げ止まらなかった。ピーク時の2004年用から2019年用までを見ると、15年連続で減少という結果に。

 しかし2019年用の年賀状は価格を10円値上げしたため、発行枚数は減少したものの、売り上げは10%増加している。これにより、2年前の2017年用を上回る水準へのV字回復が見込まれる。

CM出稿本数は昨年と比べて2倍近く増加

エリア別CM出稿本数推移※各集計期間の民放各局の累計CM本数
エリア別CM出稿本数の推移
※各集計期間の民放各局の累計CM本数

 次に年賀状のテレビCMについては、今年の出稿本数を合計すると16,913本。昨年と比べて174%のCMが放送されている。また一昨年と比べても17%増加していることから、今年は直近3年間で最も多くCMが流れたことがわかる。

地方への出稿は直近の3年で最多

全国・地域ごとのCM量
全国・エリア別出稿本数の推移

 CM出稿量は昨年と比べて全体的に増加しているものの、大都市圏とそれ以外では傾向が異なることが明らかに。関東や関西などの大都市圏では一昨年と比べて減少しているのに対し、それ以外のほとんどのエリアでは一昨年よりも増加し、直近3年で最も多かった。

 年賀状の発行枚数は減り続ける中、テレビCMの出稿量が増えたことについて、PTPでは「テレビCMの効果を 再認識した」「増収になる計画があったのでテレビ予算を増やした」「テレビ悲観・否定論の宣伝担当者が異動した」といった理由があるのではないかと分析している。

【関連記事】
「6秒CM」と「番組本編」を同時に表示!博報堂DYメディアパートナーズとTBSテレビが共同実施
テレビCMの接触実態のライブモニタリングが可能に!インテージ、「全国CMマスタ」の提供を開始
電通、AIを活用した「テレビ視聴率予測システム」を提供開始 テレビCM素材の高度運用が可能に
自社・競合他社のテレビCM出稿情報を把握!インテージ、エム・データと「全国CMマスタ」の販売を開始
脳科学に基づき“効果的なCMダイジェスト”をスマホ配信!CMerTV、NeUと新ソリューションを開発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク


All contents copyright © 2006-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5