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一歩進んだモバイル検索「Yahoo! oneSearch 2.0」で、音声検索や待受画面での検索が可能に

2008/04/03 14:00

 「Yahoo! oneSearch 2.0」では、PCのデスクトップで行う検索サービスと同等のものを携帯で実現するだけではなく、携帯電話という端末のメリットをうまく取り込んでいる。その主な特徴は次の4つ。

1. 検索結果としてただのリンクを返すのではなく、より有用な情報を提供する
2. 入力がより簡単になる入力補助機能を追加
3. 音声検索が可能に
4. 待受画面から直接検索が可能に

 1つめは、検索すると表示される従来の検索結果では、Yahoo!がインデクシングしたサイトやページへの情報が表示されるだけだが、検索プラットフォームをオープン化することによって、より有益な情報を検索結果に表示しようというもの。現在、Yahoo!が開発しているプラットフォーム「Open Search Platform」を利用すると、登録したコンテンツプロバイダの情報が、Yahoo!独自のアルゴリズムによって関連情報として検索結果に表示されるようになる。このOpen Searchは2008年第2四半期に提供を開始する予定。

 残りの3つはすべて検索キーワードの入力を簡易にするための機能。携帯の限られたキーを使って、検索キーワードを入力する手間を極力省く入力補助機能によって、入力の途中で予測されるキーワード候補を表示する。また「Apple」と入力すると「Apple iPhone」や「Apple iPod」の検索結果へのリンクや、Appleの株価へのリンクが表示される。この機能はiPhoneですでに利用可能となっており、AJAX互換の端末で数か月のうちに提供が開始される予定。

 Yahoo!はさらに、キーによる入力すら必要ない音声検索を提供する。この音声検索はあらゆるジャンル、カテゴリの情報に対応しており、サイトの名前、地元のレストラン、フライトナンバー、場所などを電話に向かって吹き込むだけ。たとえば「NCAA」と吹き込むと、アメリカの大学フットボールに関するさまざまな情報が検索結果として表示される。この検索機能は、ローカルリスティングのような、カテゴリーごとの専門検索に特に威力を発揮するという。また、音声で検索すればするほど、そのユーザーの声に適応するため、音声認識の精度が向上するようだ。音声でうまく検索できない場合は、すぐにテキスト入力に切り替えることもできる。

 音声検索は現在、ブラックベリー8800シリーズなど一部の端末で、米国内でのみ利用可能となっている。利用の前に必要なツールをダウンロードする必要がある。この機能も数か月のうちに対応端末を増やし、海外からも利用可能となる予定。

 そして、入力アプローチの簡略化の最後となるのが待受画面での検索。これによってブラウザを開かなくても、待受画面を通じてワンクリックで検索サービスを利用することができる。待受画面での検索でも、テキストと音声の両方でキーワードを指定することが可能。これも2008年の第2四半期にサービスが開始される予定となっている。

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