移行後CPA74%、CVR132%を達成
MZ:今回の施策によって、どのような成果が得られましたか。
酒見:移行前と比べて、CPAは74%に下がり、CVRは132%に向上しました。もちろん、商品ラインナップやそのとき開催しているイベントなど、様々な要因があるとは思います。しかし、他のプロダクトと比較しても、新規獲得数など今回公開していない様々な数値も良かったので、現在も運用を続けています。
小泉:移行を始めたタイミングが2020年2月末ということもあり、新型コロナウイルスの影響を受け始めた最中でしたが、3~5月のすごもり需要や弊社が行ったキャンペーンの影響もあって売り上げは大きく伸びました。その後平常運転に戻っても、効率的に成果が出ているので、非常に良かったのではないかと考えています。
MZ:今回の取り組みで得られた学びはありますか。
CA:酒見さんの話にもありましたが、足元の数字で縮こまるのではなく、新しいチャレンジを恒常的にやっていくことの大切さですね。また、オンワード様、ヤフー社との連携もスムーズだったので、今後もその関係性を強固にできればと考えています。
酒見:実は、サイバーエージェントの方々と一緒に「ちょっとだけ無理なことに挑戦していこう」というスローガンを作ったんです。今回の取り組みで、まさにちょっと無理かもしれないくらいの負荷をかけてチャレンジすることが非常に重要だと感じました。そして、そのチャレンジをきちんと分析して、良し悪しを判断する体制が作れたのも良かったです。
ファッション界のデジタルプロモーションの先駆者に
MZ:最後に、今後の展望について教えてください。
酒見:ファッション業界におけるデジタルプロモーションの先駆者でいたいと考えています。我々は常に高い目標を掲げていて、チームメンバーと一緒にチャレンジをして数多くの学びを得てきました。
今後も我々の持つ313万人(2020年2月期)の会員データや外部のサードパーティーデータ、アンケートなどのゼロパーティーデータを活用し、CRMを含めた精度の高いデジタルマーケティングを実行し続けたいと思います。
小泉:これまでは購入件数などわかりやすい指標を追っていましたが、今後はご購入いただいた方々がどれだけファンになってくれるかを意識した広告活動をしたいです。たとえば、新しいお客様にリピート購買してもらうのはもちろん、まったくオンワードのことを知らない方に好きになってもらえるコンテンツを届けることもできると思っています。
そのような活動をYahoo!広告も活用しながら行い、買って終わりではないマーケティングをCRMやサイト接客も含めてチームで連携しながら進めていきたいです。
CA:オンワード様がファッションにおけるデジタルマーケティングのトップになれるよう、今後も我々の持つソリューションを提供して、パートナーとしてオンワード様の事業に貢献したいと思います。
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