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AIチャットボット「Bebot」、ウィーン国際空港エリアにて新機能「混雑平準化」をリリース

 ビースポークは、AirportCity Vienna(所在地:ウィーン国際空港)にて訪日外国人向けAIチャットコンシェルジュ「Bebot」のサービス提供を開始した。空港利用者のスマートフォンを通じて、空港や周辺エリアを利用する旅行者の質問やリクエスト対応のリアルタイム化だけでなく、コロナ対策の一環として、混雑状況に応じた交通手段や施設案内情報を提供していく。

 新型コロナウイルスの世界的な流行にともない、感染拡大防止・感染予防への取り組みが急がれている。AirportCity Viennaでは、渡航規制などによる度重なるルール変更への迅速な対応、頻繁なルール変更に基づいたWebサイトの更新作業、混雑状況の可視化とソーシャルディスタンスの確保、不特定多数の空港利用者への多言語でリアルタイムな情報の周知などの課題があった。

 そのため、AIチャットボット「Bebot」の混雑していないスポットを利用者にお勧めする「混雑緩和」機能を応用することで、AirportCity Viennaの感染症対策への取り組みをサポートするに至った。

混雑緩和のイメージ

 同サービス導入により、PCR検査についてなど頻繁に更新される情報やルールに関する問い合わせに対応する人的負荷の軽減が可能だ。また、ヒートマップや「深掘りアンケート」機能などで得られたデータから、混雑状況を可視化することができる。

 また「深掘りアンケート」機能で得られたデータをもとに、混雑している場所から別の観光地やスポットに送客・誘客することで混雑状況の平準化を行っていく。これにより、空港利用者のソーシャルディスタンスの確保ができ、人の流動促進が期待できる。

「深掘りアンケート」を通じたアンケート画面のイメージ

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MarkeZine(マーケジン)
2020/09/17 13:30 https://markezine.jp/article/detail/34365

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