SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Webマーケティング ROI day レポート

展示ブース風景

 11:10~は「Webマーケティングの未来像」と題し、株式会社ネットエイジグループ代表取締役社長 西川 潔氏、株式会社サイバーエージェント代表取締役社長 藤田 晋氏の対談が行われた。西川氏の質問に対して、藤田氏が回答する対談形式。

左・藤田氏 右・西川氏

 インターネット広告費の市場が4000億に達する勢いであるが、これからのネット広告原動力は? という質問に対し、「ネット広告の主力は従来のバナー広告や、テキスト広告といった商品からブログ、SNSといったCGMメディアへという流れになるだろう」と語った。現状でも、mixiへの関心は従来ネット広告を活発に行っていなかった広告主も興味を持ちはじめているという。

 サイバーエージョントでもクチコミマーケティングに特化したサイバー・バズを子会社として設立しているが業績が伸びているようだ。「クチコミマーケティングの難しいところはブロガーが本音で記事を書いてくれるかどうかだと思うが、何か対策はありますか?」という西川氏の質問に対し、藤田氏は「ネットだけではなく例えばイベントなど、クチコミを起こす場所を提供していくことが大切」と語った。

 また、GoogleのYouyube買収によって、一気に注目された動画広告について西川氏が触れると、「現状は動画を見れる環境の人が思っている以上に少ない。例えば自分のブログでも動画を見れるようにしているが、クリックしている人は少ない」「投資家の目で見ると、Youtube買収はそれほど戦略があったわけではないのでは?」と語り、将来的には期待できるが現状はまだわからないのが本音のようだ。

 最後に今注目するサービスについての話題となったが、その中で、西川氏の一押しのサービスとして写真・動画共有サービスのティラ (tila.jp)が挙げられた。

 午後からは、ネットPR、Webマーケティングといった各テーマに分かれセッションが進められた。13:40からは株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役 神原 弥奈子氏が「ネットPRの可能性」と題したセッションを行った。神原氏はネットPRを行う上で必要なルールとして、

1 自社のWebサイトを「自社メディア」と考える
2 ニュースがロングテール化している
3 ニュースリリースとSEOの神話性の高さを意識する
4 ネット媒体はアーカイブ性なので、パーマネントリンクを意識する
5 すべての人がスポークスマンとなる

といった5点を挙げ、ネットを効率的に使いPRを行うことの有効性を語った。

神原氏

WebマーケティングROIday

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/02/23 22:04 https://markezine.jp/article/detail/353

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング