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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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現役大学生&ヒットの仕掛け人に聞く!Z世代のリアルな姿:定期誌『MarkeZine』第64号

 これからのトレンドや消費を担う世代として注目されているZ世代。ミレニアル世代やより上の世代とは価値観が大きく違うとも言われますが、マーケターとしてはZ世代をどのように理解すればいいのでしょうか。編集部がお届けする定期誌『MarkeZine』第64号で、Z世代のリアルな姿に迫ります。

 こんにちは。定期誌『MarkeZine』64号の特集「あなたの知らないZ世代」を担当したMarkeZine編集部のたでぬまです。

 デジタルネイティブ、インスタ消費、多様性やエシカル……どれもZ世代を表す言葉として知られていますが、断片的な手がかりだけでは、自社のマーケティングに活かせないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで本特集では、若者マーケティングの実践者、現役Z世代の大学生、ヒットの仕掛け人と様々な立場の方の協力を得て、Z世代の今をなるべく多面的にお伝えすることを目指しました。

 中でもZ世代の様々な声が詰まっているのが、現役大学生4名に話を聞いた「こんな商品・広告があったらいいのに! Z世代の本音をキャッチ」。インタビューから見えてきたのは、私が当たり前だと思ってきた物事にも、彼らは「どうしてだろう」と疑問を抱いたり、「こんな商品・サービスがほしい」というアイデアを持っているということ。デジタル上の広告についても、率直な意見を聞かせてくれました。

そもそもなぜ今、Z世代に注目が集まっているのだろう?」と疑問をお持ちの方は、2本の解説コンテンツを読んでいただくのがおススメ。

 ゆとり世代とZ世代は何が違うのか、どうしてそんな違いが生まれたのか、社会的な背景から理解しているかどうかがマーケティングの有効性にも影響します。そこで長く若者研究をされてきた原田曜平さんに「早さや値段で競わない。『映え』の概念も進化 Z世代の新しい消費意欲」というテーマで解説してもらいました。

 また、コロナ禍がZ世代の生活・価値観に与えている影響も無視できません。対面での授業・交流が制限されている今、彼らはどのようにつながりを保ち、どんな欲求を持っているのでしょうか。若者に定性・定量調査を行っている電通デジタルの「YNGpot.」が、「コミュニケーションをカギに紐解く、Z世代の3つのインサイト」として紹介しています。

 Z世代のリアルな姿を理解した後は、ヒット商品・サービスからアプローチを学ぶことも有効です。消費の価値観に変化をもたらしたメルカリ、恋愛番組が大人気のAbemaTV、「エモい」と多数のUGCが生まれている不純喫茶ドープから、Z世代へのマーケティングにおいて大切にすべきことを学んでみませんか? 

担当編集 蓼沼阿由子

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。放送大学大学院文化科学研究科修了。修士(学術)。

担当連載→「私のキャリア」「BtoBマーケティングの開拓者たち」

定期誌『MarkeZine』とは?

定期誌『MarkeZine』

定期誌『MarkeZine』は1年間の定期購読で、毎月1冊、トレンドテーマの特集を中心にマーケティング業界の潮流や識者が注目するトピックを解説しています。

  • ●先進的な企業の経営判断を追体験できる
  • ●競合企業の事例やキーパーソンの考え方がわかる
  • ●マーケターが実務で成果を出せるノウハウを学べる

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この記事の著者

蓼沼 阿由子(編集部)(タデヌマ アユコ)

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。Voicy「耳から学ぶマーケティング」プロジェクト担当。修士(学術)。東京大学大学院学際情報学府修士課程在学中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/26 07:00 https://markezine.jp/article/detail/36086