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企業SNS成功のヒントは?フォロワーへのいいね・返信を他の担当者の2倍実施【ネオマーケティング調査】

 ネオマーケティングは、勤め先もしくは自身が行っているビジネスにおいてSNS運用を担当している人を対象に「企業SNS」についてインターネットリサーチを実施し、その結果を公開した。

企業SNSで最も活用されているのはTwitter

 まず、勤め先や自身が行っているビジネスではどのSNSを利用しているかを調査した。下記グラフは、ビジネスモデルが「toC」と「toC以外」のSNS運用担当者の回答結果をそれぞれ比較したもの。

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 結果、両者ともにTwitterが一番多く利用されていた。「toC以外」が「toC」のSNS運用担当者よりも、Twitterの利用率が高く、反対にFacebookは低い結果となった。

「toC以外」は自社の情報だけでなく様々な情報を投稿

 SNSの投稿内容として、あてはまるものを聞いた。

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Twitter(クリック/タップで拡大)
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TikTok(クリック/タップで拡大)
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YouTube(クリック/タップで拡大)

 TikTokは、「toC」と「toC以外」のSNS運用担当者でその投稿内容に大きな違いがあった。「toC」は、他のTwitterやYouTubeと同じく、「自社新商品・自社新サービス情報」の投稿が最も多く、「自社商品・自社サービスの情報」が続いた。しかし「toC以外」は自社の情報だけでなく「ノウハウ・お役立ち情報」「購入者・ファンの紹介」を投稿する割合が30%前後と高い結果だった。

 YouTubeは、「toC」と「toC以外」のSNS運用担当者どちらもTwitterと同じく自社商品の情報やニュースといった内容を投稿する割合が高いことがわかった。

KPIを達成している企業は「フォロワーとのコミュニケーション」に注力

 企業SNS運用においてKPIは達成できているかを調査した。結果「達成している」「やや達成している」と回答した人が過半数であった。

 続いて企業SNS運用で力を入れていることを聞き、KPIの達成度合いで回答結果をそれぞれ比較した。

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 多くの担当者が、「フォロワーとのコミュニケーション」に最も力を入れていた。その割合は「KPI達成している運用担当者」では最も高く、73.0%であった。

 「KPI達成していない運用担当者」「ややKPI達成していない運用担当者」の回答では、「内容(ネタ)の作りこみ」に力を入れていると回答した割合が比較的高かった。また、「投稿後の分析」「フォロワー分析」を行う割合が低かった。

KPIを達成している企業は「定期的にコメント・返信をしている」

 運用担当者が、フォロワーへどのようなアクションを行っているか調査し、KPIの達成度合いで回答結果を比較した。

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 結果、KPIを達成しているほどフォロワーへ「定期的にコメント・返信をしている」「定期的にいいね・保存をしている」と回答した割合が高くなった。

1日に1回以上投稿をする割合は40.2%

 最後に、SNSの投稿頻度を調査した。

アカウントが複数ある場合は、最も頻度が高いものを回答

 結果は、1日に1回以上投稿をする割合は40.2%であった。

 一方、KPI達成している運用担当者の投稿頻度を見てみると、1日に1回以上投稿をする割合は76.7%で、「1日に複数回」が44.2%と、極めてアクティブに投稿していることがわかった。

【調査概要】
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳~69歳の男女で、勤め先もしくは自身がおこなっているビジネスにおいてSNS運用を担当している人
toCビジネスモデル(BtoC・GtoC・DtoC):500名
toC以外のビジネスモデル(BtoB・BtoE・BtoG):500名
有効回答数:1,000名
調査実施日:2021年10月7日(木)~2021年10月11日(月)

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2022/01/07 18:02 https://markezine.jp/article/detail/36203

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