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電通、ベクトルとESG経営支援領域で業務提携 企業の価値向上を目的としたSXを推進

 電通は、ベクトルと企業のESG経営支援領域において業務提携を行った。

 同提携によりベクトルのESGスコアリングおよびレポートを電通が活用して、導入企業のESG(環境・社会・ガバナンス)経営の実態を把握。そこから電通が次期統合報告書のアウトプットから逆算した戦略・戦術を策定し、クライアント企業の価値向上を目的とした統合的な施策の提案から実施まで行う。

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電通とベクトルの業務提携における関係イメージ
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 昨今、日本を含む世界中の企業において、ESGは経営の重要な要素のひとつとなっている。日本企業は欧米諸国の企業と比べ、後れを取っている現状だが、上場企業を中心にSX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)を推進する企業が増えてきている。

 電通は、独自のSDGsコンサルタント約30人を擁するグループ横断の専門組織「電通Team SDGs」を中心に、 SDGs/ESGに関する戦略立案、ストーリー設計、コミュニケーションからバリューチェーン全体のサーキュラーエコノミー構築支援を行う「SDGsビジネスソリューション」の提供まで、企業のSDGs推進とESG経営を幅広く支援している。

 またベクトルは2020年4月より、ESG投資分野において先進的な研究を行う九州大学の馬奈木俊介教授と提携し、共同開発したスコアリングツールを用いて、企業の開示情報をもとにしたESGスコアの算出、およびスコアリングレポートの提供を行っている。

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MarkeZine(マーケジン)
2021/04/28 16:45 https://markezine.jp/article/detail/36227

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