現在、各部署で「パスカル」を使用中
取材にご協力いただいた方
ナイル株式会社 青木 創平氏
同社 松下陽祐氏
同社 清仁美氏
株式会社オロパス 代表取締役 藤井氏
MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめにナイルさんのご紹介と、パスカル導入のご状況を教えてください。
青木:ナイルには松下と清が所属するメディアテクノロジー事業部、私の所属するSEOコンサルなどを担当するデジタルマーケティング事業部、自動車産業DX事業部というカーリースの事業部があります。SEOについてはそれぞれの部署で複数のツールを入れているのですが、そのなかでもパスカルは多くの部署で認知され、使われています。
たとえば私のデジタルマーケティング事業部では、ナイルへの転職前に使っていたメンバーが教えてくれたことがきっかけで使い始めました。ほかにも社内のクチコミや事業部をまたいだ異動の際などに「便利なツールがあるよ」と伝わっていき、導入が進んだようです。
個別記事に指摘してくれる機能が便利!
MZ:松下さんは日頃パスカルを使っていらっしゃるとのことですが、まずはお仕事の内容を教えてください。
松下:私はメディアテクノロジー事業部にて、アプリやWebサービスの使い方などを紹介するメディア「Apliv TOPICS(アプリヴ トピックス)」の編集やディレクションをしています。具体的には社内外のライターさんへの記事の依頼から編集、校正、公開を担当しています。公開後はどの記事から収益が出ているかまで分析するので、業務は多岐にわたります。
MZ:パスカル導入前に抱えていた課題はどのようなものでしたか。
松下:記事のリライトに時間がかかっていたのが一番の課題でした。本数が多いうえ、その一本ずつに膨大な工数をかけて、競合調査をしている状態だったのです。
当時もキーワードを調べるSEOツールは使用していましたが、記事そのものについて指示や指摘をしてくれるものではなかったので、はじめてパスカルのリライト機能を使ったとき、その使用感に驚きました。
藤井:リライト機能では、上位表示に必要なキーワードを統計分析で抽出します。さらに、指定URLの使用キーワードと突き合わせることで、上位表示に必要なキーワードの抜け漏れをチェックできます。
青木:国産のツールはSEO会社や制作会社は契約できないことも多く、海外のツールを使っていたのですが、このような調査機能は日本語ではうまく機能せず、使えていませんでした。
松下:クオリティの面でも役に立っています。これまではライターさんの勘や経験に委ねられていた部分が大きかったのですが、パスカルを指針とすることで品質のばらつきが減りました。私の事業部では、リライト時にはパスカルを使うことが業務フローに組み込まれています。
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誰でも簡単に使える(SEOに強い)コンテンツマーケティングツール
パスカルは、簡単な操作で、新しい記事の作り方や既存記事の改善方法がわかるコンテンツマーケティングツールです。【Webサイトを見る】
個別レッスンも受け放題。悩みに合わせた使い方を習得できる
MZ:続いて、同じくパスカルを使っている清さんはいかがですか?
清:私は、主にマッチングアプリなどのオンラインデーティングサービスを中心に紹介しているメディア「Appliv出会い」の編集を担当しています。基本的には松下さんと業務内容はほぼ同じですが、新規記事の割合が多めですね。ナイルは記事の質にこだわっていて、一次情報をもとにユーザーに届ける記事を書いています。
パスカルで私が一番好きなのはトピックを探す機能で、キーワードと月間の検索数、順位が一覧で出るものです。
また、個別レッスンで藤井さんにご相談した際、「上位を独占していく記事を作った方がいい」とアドバイスをいただいて。パスカルを使って、関連キーワードのうちで何が足りていないかを把握して、記事を増やしていきました。
MZ:パスカルを契約すると、個別レッスンも可能なのですか?
藤井:はい。個別レッスンは好評をいただいているサポートのひとつです。お客様の目的に合わせて、SEOの方針やパスカルの使い方を提案します。
清さんは個別レッスンのとき「最短距離でコンテンツマーケティングを成功させたい」とおっしゃっていました。ですからまずジャンルを決め、一つのテーマに絞って深掘りしていくのが良いと提案しましたよね。
清:記事を依頼するときに、今何が足りないのかを把握した上でライターさんに発注する要件書を用意したりと、計画的にコンテンツを作れるようになりました。
ツール慣れしていなくても使える、直感的なUIも魅力
MZ:お気に入りの機能について教えてください。
松下:UIが非常に直感的で見やすいところですね。私の部署では新人研修にパスカルの使い方を組み入れて、必ず教えるようにしています。SEOツールに慣れていない方も多いのですが、パスカルは「この見出しはもっと上にあった方がいい」とか「このキーワードは見出しの前に持ってきた方がいい」といった指示が視覚的にかなり分かりやすく、とっつきやすい。SEOツールをまったく触ったことがない人でも、見ただけですることが分かるのは大きな強みですね。使う側はもちろん、我々教える側としても非常にありがたいです。
藤井:基本的には表示された通りに進めば、すべきことがわかる状態にしています。 SEO初心者の方は、「わからないこと」がわからない状態。そのような方にとっても、使いやすいようにしています。
清:私は共起語がツリー状に一覧でパッと表示されるところが良いと思います。表示の仕方や色なども、ボリュームが大きいものは色が濃いなど、細部まで考えて作られていますよね。
ツリー状になっていると「人はこんな感じで連想していくんだな」と、検索する人に憑依するかのごとく、なりきって気持ちを考える手助けになります。それが自分の想像だけではなく、実際の検索ボリュームであるという裏付けがあるのもいいですね。
藤井:デザインは私自身が行っていて、最もこだわっている部分の一つです。業界の第一人者であるナイルさんに褒めていただけると嬉しいですね!
実は弊社はもともとSEOコンサルティングをしていて、「パスカル」は社内ツールとして開発したものです。過去にさまざまなツールを使う中で見えてきた改善点を反映しています。
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SEOの基礎を自然に学べる!ヘルプ機能も充実
青木:とはいえ、パスカルを使うと作業が機械的になるというわけではありません。ヘルプがとても丁寧で特徴的なんです。私も今までさまざまなツールを使ってきましたが、ここまで考え方が載っているヘルプを初めて見ました。普通は機能説明だけで淡々としたものだと思いますが、用語の説明や「こんなときはこうしたらいい」という考え方まで載っています。
活用しないともったいないくらいのコンテンツがあるので、私も読んでいます。よく質問されることやかゆいところに手が届く質問が多く、学びになります。ライターさんからも参考になるという声が挙がっていますね。
清:「こんなに手の内を明かしていいのか」というくらい書かれていますよね(笑)。
藤井:ありがとうございます(笑)。SEOに限った話ではありませんが、考え方を最初に押えるとその後の習得スピードが上がりますので、ぜひ活用してほしいです。
MZ:ゼロから始めた方もパスカルを使えるようになり、SEOの考え方も自然と身についていく仕組みになっているのですね。
ユーザーの検索意図を的確に深掘りするために
MZ:最後に、SEOにおいて大事なことと、今後、パスカルに期待する機能について、皆さんの考えを聞かせてください。
青木:SEOで大事なのは、やはりユーザーの検索意図をひたすら深掘りしてそれに返していくことです。最近ではUIやUXも重要です。テキストだけを並べていれば見られる時代は終わり、動画や画像の掲載は当たり前。それをどのような順番で読んでいくかというレベルまで考える必要が出てきています。
このような背景から、パスカルに検索意図の変遷が見られる機能が追加されると嬉しいですね。過去の検索結果も追えると、「世の中にこんな需要があったから動いたのでは?」と予測ができ、考えが広がると思います。アルゴリズムアップデートなどのタイミングでまったく違う検索結果になることもありますよね。海外だとインテントシフトなどと言います。
藤井:ユーザーのニーズの変化やキーワードのインサイトの動きは、私も非常に気になっています。わかれば面白いですよね。実装に向けて考えてみたいと思います。
松下:パスカルを使うと、競合調査をした上でインテントの気づきや自社ページに足りないものなどが視覚的にわかるので、今後も役立てていきたいですね。あると嬉しいのは、リライト前後の差分を保存できる機能です。見比べることができると、工数削減や新たな発見につながると思います。
清:私にとってパスカルは、英語の文法書のようなもの。あると安心な存在で、自信がないときに立ち戻って確認できる、裏付けになるものです。これからも頼りにしています。
藤井:お三方とも、使いこなしていただきうれしいです。機能アップデートも進めているので、今後もご期待ください。
MZ:本日はありがとうございました。
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