サイバーエージェントは、広告クリエイティブの制作サービス「極予測AI(キワミヨソクエーアイ)」に「広告コピー自動生成機能」を搭載した。
今回搭載した機能では、同社が開発した大規模言語モデルと、OpenAIが開発した生成AI「ChatGPT」のAPIを既存の生成システムと連携。これにより、様々な配信ターゲットに合わせた広告コピーの生成を可能にする。
たとえば「20代女性」といった性年代に基づくターゲティングに加えて「朝が忙しい働く人」などの特性や状態も考慮し、より適当なテキストを自動生成する。
また、同機能で生成した広告コピーも効果予測の対象とすることで、従来よりも多くのクリエイティブパターンを効果予測にかけながらクリエイティブ制作を実行。これにより、AIの効果予測値が既存1位のクリエイティブを上回る新たなクリエイティブも提案する。
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