現地時間の1月17日、米アップルは昨年12月30日を末日とする2007年度第1四半期の業績が「過去最高」となったことを発表。売上高は71億ドル、純利益は10億ドル(前年同期は、売上高57億ドル、純利益が5億6,500万ドル)。
この四半期にアップルは、約160万台のMacintoshコンピュータと、2,100万台を超えるiPodを出荷。出荷台数は、前年同期と比較すると、Macは28%増、iPodは実に50%増となっている。
CEOスティーブ・ジョブス氏は、Apple TVとiPhoneを発表した今年を「a very strong new product year」と評している。iPhoneが「携帯電話」として成功すれば、iPodの出荷台数とは比較にならない数字をたたき出す可能性がある。しかし、シスコ・システムズが起こした商標権侵害訴訟が、6月のiPhone発売までに解決するのか、またApple TVが今後どの程度普及するのか。アップルの2007年がどんな年になるかは、まだまだ予断を許さない。
プレスリリース:「アップル、第1四半期の業績を報告」(日本語訳)