SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

知識・技能は身についたが、外国語力やリーダーシップは苦手【ベネッセ・大学生の学習・生活実態調査】

 ベネッセのシンクタンク「Benesse教育研究開発センター」は、2008年10月上旬に、全国の大学1~4年生4,070名を対象に「大学生の学習・生活実態調査」を行った。

 大学生の1週間での通学日数は平均4.4日となっており、授業への出席率は87%と高めで、特に理系学部で高い傾向にある。しかし「授業の予復習や課題」を週に3時間以上する大学生は4人に1人、「授業以外の自主的な勉強」を週に3時間以上する大学生は5人に1人となっており、授業にはきちんと出席するものの、予復習や自主学習をするのは少数派となっている。

 また、「仕事を通じて社会に貢献することは、大切なことだ」と考えている大学生は8割。しかし、現代の日本を「競争が激しい社会」と考えている大学生も8割にのぼっており、「努力がむくわれる社会」と考えているのは4割で、社会そのものには厳しい現状認識を抱いている。

 大学生活で身についたものとしては「専門分野の基礎的な知識・技術」「幅広い教養・一般常識」といった知識・技能で、進んで新しい知識・能力を身につけよう」とする態度については7割の大学生が「身についた」と自己評価している。しかし、外国語を「読み・書く、聞き・話す」能力と、「自ら先頭に立って行動し、グループをまとめる」リーダーシップが身についたと自己評価する大学生は4割を下回っている。

 同調査では、大学生の努力することへの肯定感の低さや対人関係におけるリーダーシップの低さは、人材育成の面で課題だとして、努力への肯定感や対人関係能力を高めるための取り組みを、大学をはじめとする教育機関や社会全体で考えていく必要があるとしている。

【関連記事】
正社員のストレス要因1位は「人間関係」、30代前半が深刻―職場のメンタルへルス調査
就職氷河期の学生に不安と焦り、人事担当者は「ストレスコントロールできる強さ」を重視
大学生が就職したい企業、理系1位は6年ぶりに「ソニー」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/03/26 14:00 https://markezine.jp/article/detail/6957

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング