節約対象1位は「外食」と「衣料品」
楽天リサーチと楽天オークションは、4月に「節約・倹約」についてインターネット調査を行い、全国の20~69歳の男女1000人の回答をまとめた。節約・倹約に対する意識については、全体の7割の人が「意識が高い」と考えており、年代が上がるほどその傾向が強くなっている。日ごろ出費を抑えているものは、「外食費」「衣料品」が6割を超えて最も高く、「食費」「水道光熱費」も約半数が出費を抑えていると回答している。
節約・倹約につながると思うもので1位となった「ポイントサービス」は、そう考える人の9割以上が実際に利用している。「フリーマーケット」や「リサイクルショップ」は、「節約・倹約につながる」と考えてはいるが、実際の利用率はともに大きく下回っている。
不用品の処分、意識の違いが行動の違いに
家庭からでる不用品の処分方法で最も多いのは「ゴミとして捨てる」だが、節約・倹約に対する意識別に分析すると、「ゴミとして捨てる」という回答は意識が低い層に多く、「ネットオークション・リサイクルショップで売る」という回答は意識が高い層に多くなっている。
ネットオークションやリサイクルショップを利用する理由として最も多いのは「少しでもお小遣いを稼ぎたいから」で、年代別では20代に最も多く83.5%、次いで30代(82.7%)、40代(66.3%)と年代があがるにつれてその割合は低くなっている。また、節約・倹約の意識が高い人ほど「エコの観点から」の利用が多く、低い層とは25ポイントもの差が出ている。
また、インターネットサービスを利用した「副業や副収入」への関心について聞いたところ、75.9%が「副業・副収入」に興味をもっているが、実際に収入がある人は11.1%にとどまっている。
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