NTTドコモのマーケティングソリューション領域における新規事業型子会社であるDearOneは、ユーザー調査をもとに「小売公式アプリにおける広告」について利用者の受け止め方を可視化した、「リテールメディア動向レポート〜ARUTANA Lab Vol.4〜」を公開した。
アプリでの体験が購買に与える影響
小売アプリは、レジ会計時だけに限らず、来店前後の両方で起動されている(来店前:約88%、来店後:約93.5%)。また、来店前にアプリを見た人のうち、53.7%が「クーポンを見て店に行くことを決めた」と回答するなど、来店や購入の意思決定に影響を与えていることもわかった。
アプリ内情報は「提案」として好意的に受け入れられやすい
アプリ内の広告表示については、許容以上の回答が9割を超えた(どのような内容でも歓迎:16.2%、お得な内容なら歓迎:56.9%、許容範囲/気にならない:21.5%)。リテール発の情報はネット系広告の約2倍の信頼を得ており、「広告」よりも「自分向けのお得な提案」として受け取られやすい傾向があることが判明した。
広告を不快に思う要因は「関連性の低さ」と「UI設計」
広告への不快感は、「閉じる(×)ボタンが小さく押しにくい」(30.4%)、「自分とは無関係な内容」(28.1%)などが上位を占め、広告そのものよりも見せ方や情報のミスマッチが原因であることがわかった。「広告を表示するかどうか」だけではなく、「どんな内容の広告を、どのように表示させるか」という観点が、顧客のUXを守る上で重要なポイントであると考えられる。
【調査概要】
■定量調査
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20〜69歳の男女
割付:性別×年代10歳刻みで各100名(計1,000名)
条件:小売公式アプリ(ドラッグストア・コンビニ・家電・スーパー・大型SC)利用者
※スクリーニング調査にて、「月1回以上リテール公式アプリを起動する」と回答した人の中から1,000名を選定
実施期間:2026年4月24〜27日
■定性調査
対象:男性20~30代/女性20~30代/女性40~60代の3グループ、各グループ5名、計15名のオンラインインタビュー
実施期間:2026年3月28〜29日
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