Googleは、オンラインOfficeのGoogle Spreadsheetsに、4つの新機能が搭載された。「数式タブ」「グラフウィザード」「コメント機能」「ウェブ検索機能」だ。日本語版でも使用することができる。ユーザが待ちに待った4つの新機能を紹介しよう。
数式タブ
「Sum」や「Count」といった関数を簡単に入力できる関数タブが実装された。画面上側にある「数式」というタブをクリックすると、代表的な関数がリンクで表示される。さらに「その他」リンクの中には、日付や文字を扱うさまざまな関数が用意されている。
グラフウィザード
新たにグラフウィザード用のアイコンが設置され、ここをクリックすることでグラフを作成することができるようになった。グラフの種類は「縦棒グラフ」「横棒グラフ」「折れ線グラフ」「円グラフ」「散布図」の5種類。グラフの中には3Dで表示するものも用意されている。
ウィザードは1ステップで完了し、作成したあとのグラフの再編集も簡単に行える。グラフ上をクリックすると数値が表示されるなど、Webらしい動きを持つグラフとなっている。
コメント機能(注釈機能)
セルに対してコメントをすることができるようになった。セル上で右クリックするとコンテキストメニューに「コメントを挿入」というメニューが現れ、コメントを記入できる。記入したコメントはセル上をマウスオーバーすることで表示される。
ウェブを検索
同じくセルを選択し、右クリックすることで、コンテキストメニューに「ウェブを検索」という項目が現れるようになった。この機能を使うとセルの値でGoogle検索が行われる。おもしろいのは複数セルを選択し、検索を行った場合だ。このときは全選択セルのキーワードがAND条件で検索されることになる。
参照:「Google Docs & Spreadsheets」
「Official Google Docs & Spreadsheets Blog: How to make a pie」