「共同購入型(商品を購入する人が増えるほど割引額が大きくなる共同購入の手法を取り入れた)クーポン」を運営する日本語サイトは、9月時点で80を越え、急速に関心が高まっている。medibaは10月中旬に、同社保有会員のうち全国の20~59歳の男女にモバイル調査を行い、1600人から有効回答を得た。
パソコン版の共同購入型クーポンサイトの認知率は42.1%、登録率は8.3%、購入率は2.6%で、男性では年齢が高くなるほど認知率が高い傾向にある。また、他の年齢と比べて、男性50代と女性20代が登録率および購入率ともに高くなっている。
携帯版の共同購入型クーポンサイトの認知率は39.9%、登録率は8.8%、購入率は2.2%で、男性では年齢が高くなるほど認知率・登録率ともに高くなる傾向が見られた。
共同購入型クーポンの購入ジャンルは「グルメ」が最も高く、パソコン版で73.2%、携帯版で68.6%となっている。
また、非購入理由については、パソコン版では「利用する必要性がないから」「仕組みが分からないから」がそれぞれ約19%、携帯版では「利用する必要性がないから」が24%に達している。また、女性では「サイト登録時や決済時のセキュリティー面が心配だから」の項目が高くなっている。
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