大日本印刷とエムズコミュニケイトは、 主婦の友社とともに女性誌の強みについて、テレビやインターネットなどのメディアと比較する調査を3月に行った。調査対象は、15~34歳女性4000名。その結果、15~34歳女性の約半数が女性誌を3か月に1冊以上購入しており、女性誌の購読者は非購読者層(書店などでの閲読者も含む)にくらべて、多様な商品・サービスに関心が高く、消費行動も活発であることがわかった。
女性誌の購読者と非購読者を比較すると、購読者が1か月に使う金額は、ファッション、化粧品で約2倍、バッグ・靴、ジュエリー・アクセサリーにおいては2倍以上。また、以下のグラフを見ると、購読者は、PCおよび携帯のインターネット利用時間がやや少ないが、1か月に使うネットショッピング金額は上回っている。
女性誌の購読者は、「掲載商品のイメージがよくなる」「自分の生活やライフスタイルに影響を与える」などの点において、他のメディアとくらべて女性誌を最も評価。一方、「知りたかった商品についてより詳しい情報が得られる」など検索性や利便性に関する設問についてはインターネットが、「皆で盛り上がる情報がある」など話題性に関する設問についてはテレビが高い数値を示した。
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