この1週間で読まれた「MarkeZineニュース」のベスト5は次のニュースだった。
MarkeZineニュース 週間ランキング(6月1日~8日)
第1位 YouTubeを日本語検索するならココ!「MOCO Video」は1日100万PVの大にぎわい
YouTubeで「プーチン」で検索すると10件しかヒットしないが、「Putin」だと4,955件ヒットする。日本語が苦手なYouTubeのアーカイブを日本語検索できるサービスが今、話題となっている。
第2位 「ニコニコ動画(γ)」サービス終了、6月から一部有料化に踏み切る
爆発的な人気と裏腹に、収益化の道を模索してきた「ニコニコ動画(γ)」が、ついに新たなサービスへの移行を発表し、有料の「プレミアム会員」制度を新設することを明らかにした。さらに、「ニコニコ宣言(仮)」という宣言もあわせて発表している。
第3位 私って暗いですか? 20~30代女性「パソコンに話しかけたことがある」4割
メール転送サービスを運営するアイシェアは株式会社セガトイズと共同で20-30代のパソコンを利用する女性2000名を対象とした、オフィス内の独り言などの意識調査発表した。
第4位 小学館がネット専用雑誌に着手
小学館はWebマガジン「Magazine's SooK(マガジンズスーク)」を2007年6月1日にスタートした。月額750円を支払うことによって7誌すべてを閲読できる。ターゲットは中高年で1年間で1万人の有料会員を目指すという。
第5位 アイレップがSEO対策の最先端情報サイト「α SEO (アルファSEO)」をスタート
株式会社アイレップは、SEM総合研究所所長渡辺隆広氏の監修によるSEO(検索エンジン最適化)対策の最先端情報サイト「α SEO (アルファSEO)」を公開した。
第1位がYouTubeに関連するニュース、第2位がニコニコ動画と、動画コンテンツに関する話題が多く読まれたようだ。YouTubeのニュースは2月に公開されたものだが現在にいたっても多く読まれている。一方、ニコニコ動画は6月1日にリリースされたホットな情報。ニコニコ動画はサービス開始から72日目でID登録ユーザー数が100万人を突破するなど、爆発的な人気を誇りながらも、サービスを提供するニワンゴの親会社ドワンゴは先行投資などによって、赤字に陥っていた。ニコニコ動画から早期に収益を上げることが求められており、このたび一部のサービスを有料化するという決断に至ったのだが、無料サービスに慣れきったユーザーのどれだけが財布からお金を出して、有料サービスを利用するかは未知数だ。