スクリーニング調査の1万2000サンプルを翌朝までにほぼ回収。驚くべきスピードはやみつきになる心地よさ
内容に不備がなく、「アンケート配信日時の設定」で特に配信開始日時を設定していなければ、数時間以内に配信依頼が承諾され、すぐに本配信が開始される。
今回のスクリーニング調査では、17時ごろに配信依頼したところ、18時過ぎに配信承認と配信開始のお知らせがメールで届いた。 リアルタイムに回収状況をチェックできるため、3時間後の21時ごろにサイトをのぞいてみると、目標回収数の4~5割程度まで回収できていた。
翌朝9時の段階では、10代を除く年代で、目標数を上回るサンプル数が集まっていた。
ただ、やはり事前にアラートされたとおり、10代からのサンプル回収は苦戦した。事前アラートの精度は信頼できるため、青字・赤字でアラート表示された場合には、モニタの実在数が増えるように配信対象を広げるなど、修正を試みるべきだろう。
なお、Fastaskでは予備サンプルとして10%程度目標数を超過して集めるが、もちろん超過分の料金は請求されない。このスクリーニング調査でも1万2000サンプルの目標数に対し、最終的には約1万3000サンプルが集まった。
スクリーニング結果を基にモニタリストを作成。モニタリストは除外目的でも利用可能
スクリーニング調査が完了したところで、本調査に移る。
同じ要領で配信設定を進めていくが、今度は「配信対象条件の設定」のところで、[新たにモニタを抽出]ボタンではなく[モニタリストから選択]ボタンをクリック。事前に、スクリーニング調査結果から「ソーシャルメディアの利用経験がある」と回答したモニタを抽出しておいたモニタリストを選択し、配信対象に設定する。
モニタリストはこのように、配信対象としても利用できるが、除外モニタとしても利用できる。例えば、今回の本調査では1万2000人のモニタから条件にマッチするモニタを選抜して1000サンプルを回収するが、後から「質問票の項目設定でミスがあった」と悔やんでいる場合、次回は本調査で1度は回答してくれた1000人を除外して、残る1万1000人の中から選抜して配信する、といったやり方も可能だ。
本調査では、予定通り回収目標サンプル数を10代~50代まで各200サンプル、計1000サンプルとして設定した。
配信内容を確認して、12時ごろに配信を依頼。14時30分ごろに配信が始まり、21時ごろには10代以外の年代で目標数の回収を達成。10時間後の24時過ぎには目標件数を10%上回る1112件の回答が集まった。
複数の設問に答える本調査で1000サンプル回収に1日かからないとは非常に驚きである。