9月12日、NTTレゾナントは、インターネットポータルサイト「goo」上に開設した実験サイト「gooラボ」内で「5W1H検索」に関する実証実験を開始した。これは、次世代ユーザインターフェイスデザインに関する実証実験を行う「検索UIラボ」の取り組みの1つで、ユーザが入力した検索キーワードに対して、5W1H(いつ・どこで・誰が・何・なぜ・どのように)の観点に分けて検索結果をそれぞれ表示するもの。
「5W1H検索」は検索ボックスにキーワードを入力するだけで、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何)、Why(なぜ)、How(どのように)の5W1Hの観点ごとに検索結果を表示する。一般のWeb検索では、ユーザが入力したキーワードが含まれるWebサイトを検索結果として表示するが、「5W1H検索」では、5W1Hの観点から検索した情報を提供する。また、5W1Hに分けられたボタンをクリックするだけで各検索結果が得られる分かりやすいインターフェイスにより、インターネットや検索サービスに不慣れな人でも直感的に利用できる。
例えば「旅行」について「5W1H検索」を利用する場合は以下のような検索結果が表示される。
- What
goo旅行をはじめとした旅行サイト、など「What」に関する検索結果を表示 - Who
一緒に旅行したい有名人、元旅行代理店出身者が書くブログ、など「Who」に関する検索結果を表示 - When
宇宙旅行の片道時間、ツアー旅行の期間、など「When」に関する検索結果を表示 - Where
旅行ガイド、観光協会、など「Where」に関する検索結果を表示 - Why
社員旅行を断る理由、旅行の口コミサイトが人気な理由、など「Why」に関する検索結果を表示 - How
旅行の手順、2100円で海外旅行する方法、など「How」に関する検索結果を表
プレスリリース:「goo」で、検索キーワードを5W1Hの観点で結果を表示する実証実験を開始