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あなたのお店を繁盛店に!LINE@活用術

LINE@で売り上げを伸ばそう! お店にお客さまを呼び寄せるメッセージ配信のポイント【第3回:あなたのお店を繁盛店にするLINE@活用の法則】


 前回はお店のアカウントの「友だち」を増やしていく方法を説明しました。友だちが増えた後は、いよいよメッセージやクーポンを配信してお店に集客していきましょう。今回は、メッセージ配信の基本から、客足が鈍る雨の日のためのクーポン、在庫ロスを軽減するためのクーポンなど、状況に応じた効果的な活用法を解説していきます。(バックナンバーはこちら)

 LINE@を活用してあなたのお店に効率よくお客さまを呼び寄せるために、まずはLINE@の特徴である「プッシュ通知」を理解しておきましょう。そして、適切な頻度やタイミングでメッセージを配信し、企画したメッセージ内容に興味を持ってもらい来店を後押ししていきます。

 今回は、あなたのお店に合った配信頻度とタイミングの考え方を解説したあとに、メッセージやクーポンのアイデアを事例をまじえて紹介していきます。

プッシュ通知のメリット・デメリットを押さえよう

 LINE@の特徴のひとつに「プッシュ通知」があります。プッシュ通知とは、メッセージを配信すると、ユーザーのスマートフォンの画面にポップアップでメッセージが通知されることです。サウンドやバイブレーションによる通知もあり、手元にスマートフォンを持っている状態であれば、ほとんどの人に通知を気付いてもらえます。

 プッシュで配信する情報は、配信と同時に多くの人に開封して読んでもらいやすい半面、受け手の都合への配慮なく送り付けられることで不快感を与えてしまうこともあります。その結果、アカウントからのすべてのメッセージをブロックされる可能性があります。お客さまはトーク画面の設定から「ブロック」をタップすれば、メッセージを受け取らないように簡単に設定することができます。その設定が解除されない限り、お店からのメッセージはお客さまに届かなくなってしまいます。

 LINE@を運用する時は、プッシュ通知のメリット・デメリットを十分に把握した上で情報を配信する頻度やタイミングを工夫することが重要になります。

配信頻度と来店頻度の関係

 メッセージの配信頻度を考えるときに意識したいのが、お客さまの来店頻度です。お店が取り扱う商材によって、お客さまの来店頻度は異なります。一般的に日用品や飲食物を取り扱うお店では来店頻度は高くなり、カラオケ店や美容室などでは低くなります。つまり、クーポンの配信頻度はこの来店頻度を考慮して決める必要があります。

 もしも、1年に1回しか行かないようなお店から毎週のようにクーポンが届いたらどう感じるでしょうか。多くの人は、受け取りを拒むのではないでしょうか。来店促進を目的とするクーポンを配信するときは、お客さまの来店頻度よりも配信頻度の方がはるかに高いということにならないようにしましょう。

 例えば、週に1回程度来店するお客さまが多いドラッグストアなら、配信頻度は週に1~2回が妥当と言えます。3か月に1回行くようなマッサージ店などの場合は、1か月に1回程度の配信にして、来店頻度の向上を図るといいでしょう。

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この記事の著者

植原 正太郎(ウエハラ ショウタロウ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 アナリスト。慶応義塾大学理工学部卒業後、トライバルメディアハウスに入社。国内外のデジタルマーケティングに関する最先端の動向の調査や分析に携わり、クライアントのマーケティング戦略策定やコミュニケーションプランニングに携わる。ライターとしても活動し、講談社現代ビジネス「ソーシャライズ!」での連載、ウェブマガジン「greenz.jp」での執筆を通じて、テクノロジーによる社会の変革について発信している。

【関連リンク】
トライバルメディアハウス
・ブログ:little_shotaro’s blog

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

松田 かおり(マツタ カオリ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 チーフ シニアコンサルタント。中小企業診断士。トライバルメディアハウスに入社後、ソーシャルメディアマーケティングの黎明期から大手クライアントのプロモーション支援に従事する。その後、現部署の立ち上げにともないコンサルタントとなり、戦略策定や運用支援などの多数のプロジェクトを率いる。現在はチームリーダーとしてコンサルタントを束ねる傍ら、LINE@の開設・運用支援サービスなどの新規プロジェクトを立ち上げ、牽引している。共著に『Facebookマーケティング戦略』(翔泳社)がある。

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トライバルメディアハウス

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/07/02 12:03 https://markezine.jp/article/detail/17945

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