SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「広告による商品イメージが購入決定へ影響する」日本は37%と世界平均よりも低め【ニールセン調査】

 ニールセンが行った調査から、アジア太平洋地域の消費者は61%、およそ5人に3人が高い金額を払ってでもデザイナー商品を買うと答え、デザイナーブランドが圧倒的な強みを持っていることが明らかになった。

 一方、ニールセンが58か国における29,000人以上のインターネットユーザーを対象に行った調査では、中国の消費者4人に3人(74%)がデザイナー商品には高い金額でも払うと答え、世界トップであった。それにインド(59%)、ベトナム(56%)が続き、世界上位3か国を占めた。

 このことから、アジア太平洋地域の消費者は著名なブランドにも魅力を感じていることがわかった。世界平均の47%に対し、半数以上(55%)が有名ブランドの商品を購入したいと答えた。

 さらに、広告が消費者の購買決定に影響をもたらす上での必然的な役割について調査を行ったところ、3分の2(67%)のアジア太平洋地域の消費者が、広告はブランドの好感度に影響を与えると答えた。これは世界平均の55%より12ポイントも高く、世界で最も高い数値であった。

 特に韓国とフィリピンで顕著に見られ、およそ5人のうち4人(韓国79%・フィリピン78%)が、コマーシャルによってブランドの好感度が上がると答えた。それにインドネシア(74%)、インド(74%)、中国(72%)と続いた。

 その反面、オーストラリア、日本、ニュージーランドでは消費者の目は冷ややかであった。ブランドの好感度が広告に影響されると答えたのはたったの3分の1であった。(オーストラリア・ニュージーランド32%、日本34%)

 そして、アジア太平洋地域の消費者の3分の2近く(64%)が、広告による商品・ブランドのイメージが購入決定に影響すると答え、これは世界平均の54%よりも10ポイントも高い数値となった。しかしながら日本は37%と、世界平均よりも低い結果に。また半数以上(51%)がその商品のコマーシャルに好感を持てば購入すると答えた。

【調査概要】
調査期間:2012年8月10日~9月7日
調査地域:アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東/アフリカ地域、北米の58 か国
調査対象:29,000人以上の消費者

【関連記事】
アップル、今年もブランド価値世界トップに【ブランド価値ランキング】
「ブランド・アジア2013」~日本ブランドではSONY、HONDAが健闘
小売ブランドランキング「Best Retail Brands 2013」発表~ユニクロにコンビニ勢が追随
「日本のグローバル・ブランドTOP30/日本の国内ブランドTOP30」発表
「日本の広告費」総広告費5兆8,913億円(前年度比103.2%)実に5年ぶりに増加~運用型ネット広告市場が急拡大

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/07/04 11:30 https://markezine.jp/article/detail/18093

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング