マイクロアドは、同社が媒体社向けに提供しているSSP「MicroAd AdFunnel(マイクロアド アドファネル)」において、Googleが運営するDSP「DoubleClick Bid Manager」とのRTBを経由した広告配信取引を開始した。
「MicroAd AdFunnel」は、自社DSP「MicroAd BLADE」を含む複数のDSP、アドネットワークなどの中から最適な広告を選択し配信を行うことで、媒体社の広告在庫の収益最大化を支援するサービス。現在は、法人メディア約700社、月間350億インプレッションを超える利用実績を保有する、国内最大規模のメディアプラットフォームとなっている。
この度、新たに「DoubleClick Bid Manager」と接続することで「MicroAd AdFunnel」を利用している媒体社においては、CPM課金(インプレッション課金型)での高単価広告の取引量が拡大することにより、さらなる収益の向上が期待できる。
SSP(Supply-Side Platform):複数の広告を一元管理しメディアサイドの広告供給と収益を最適化するサービス。
DSP(Demand-Side Platform):複数の広告枠の配信最適化および、効果検証などの一元管理を目的に開発された広告主向けプラットフォーム。
RTB(RealTimeBidding):広告の表示毎に閲覧ユーザーや広告掲載面、1ユーザーあたりの表示回数などの情報を分析して、最適と判断できる場合のみオークション方式で入札と配信が可能となる仕組み。
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