リビジェンは、「動画配信・共有サービス」についての調査を実施した。
各サービスの認知度
知っている動画配信・共有サービスについて質問したところ、最多は「Youtube」で96.2%であった。次いで「ニコニコ動画」が67.8%、「TwitCasting(ツイキャス)」が23%、「Vine(ヴァイン)」が9.6%となり、「このなかに知っているものはない」は1.4%となった。
Youtubeは全年代で認知度が9割超と高かったのに対して、他3つのサービスは各年代で特徴が見られた。「ニコニコ動画」は10代(63.3%)、20代(72.6%)、30代(64.9%)となり、「TwitCasting」は10代(39.2%)、20代(21.9%)、30代(12.7%)、「Vine」は10代(22.5%)、20代(6.5%)、30代(4.2%)となった。
視聴・閲覧経験
視聴・閲覧したことがある動画配信・共有サービスについて質問したところ、最多は「Youtube」で95%に。次いで「ニコニコ動画」が52.6%、「TwitCasting」が15.4%、「Vine」が8%となり、「このなかに視聴・閲覧したことのあるものはない」は2.6%となった。
投稿・配信経験
投稿・配信したことがある動画配信・共有サービスについて質問したところ、最多は「Youtube」で18%であった。次いで「ニコニコ動画」が5.8%、「TwitCasting」が4.6%、「Vine」が0.8%となり、「このなかに投稿・配信したことのあるものはない」は2.6%となった。
好きな投稿者の有無
好きな投稿者・配信がいる動画配信・共有サービスについて質問したところ、最多は「Youtube」で45.8%という結果に。次いで「ニコニコ動画」が20%、「TwitCasting」が5.6%、「Vine」が3.6%となり、「このなかにはない」は42%となった。
各サービスの比較
TwitCastingの利用経験者に、どのような点が楽しい・面白いと感じるかについて質問したところ、「Twitterで仲良くなった人が見に来てくれるところ(15歳・中学生・男性)」「ニコ生より手軽で簡単で、暇潰しにはなる(16歳・高校生・女性)」「携帯一つで簡単に配信できるところ(16歳・高校生・女性)」などの声があった。
またVineの利用経験者に、どのような点が楽しい・面白いと感じるかについて質問したところ、「6秒だけなのに動画でストーリーみたいなのが観られて楽しいところ(16歳・高校生・女性)」「短時間の動画のため手軽に見られる(24歳・専門学生・女性)」「海外と繋がりが多いところ(18歳・高校生・女性)」という声があがった。
【調査概要】
調査手法:スマホリサーチ(スマートフォンを使用したインターネット調査)
調査対象:全国の10~30代の一般男女(アンケートアプリ「スマモニ」会員)
有効回答数:500サンプル
調査期間:2014年1月6日11:37~12:10
調査地域:全国
実施期間:リビジェン
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