zero-zoneの導入により、エフルートは携帯上で電子書籍コンテンツの中から、個々のユーザ嗜好に最適な情報(「おすすめのタイトル」など)をダウンロードページ内などに表示させることが可能になる。レコメンドエンジンによりパーソナライズ化されたおすすめコンテンツ情報は、ユーザの顧客満足度を向上させ、コンテンツ併売行動を活発にさせることが可能としている。
従来のレコメンドエンジンには、
1 商品や情報を提供する側の意思が強く反映されたインテンションベース
2 予めカテゴリに分類してルールを定めておくコンテンツベース
3 行動履歴やアクセス履歴を集めて同じ嗜好や行動パターンを持つ集団をグループ化する協調フィルタリングベース
などの手法があったが、zero-zoneでは、この3つの手法に、4 テキストデータを解析してオブジェクト同士の相関関係を確率的に捉えるベイジアンネットワークを加えたエンジン。
zero-zoneはレコメンドするサービスの特性に合わせ、1~4の組み合わせをチューニングしていくことで、精度を向上させ、最適なレコメンドを導き出すとのことだ。
プレスリリース:ゼロスタート 新世代レコメンドエンジン「zero-zone」をエフルート社の携帯向け電子書籍サイトへ導入