グルメガイドとして世界的に名高い「ミシュランガイド」の東京版が、ついに今週木曜に発売される。テレビや雑誌でもすでに話題となっているなか、11月19日にその概要が発表され、日本に三ツ星店が誕生したことなどが明らかになった。
1900年に、より安全で楽しいドライブのためのガイドブックとして誕生した「ミシュランガイド」は、当時数が少なかった自動車修理工場や、市街地図、ガソリンスタンドやホテルなどの情報を紹介するドライバー向けに無料のガイドブックだったという。1920年にガイドブックとして販売を始め、1930年代からレストランを星でカテゴリー分けするシステムがスタート。素材の鮮度や品質、オリジナリティなど5つのポイントを評価し、星印で表すスタイルとなった。
3つ星は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」、2つ星は「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、1つ星は「そのカテゴリーで特に美味しい料理」を表す。今日発表された東京版の概要では、欧米での和食人気を裏付けるかのように、すし店を含む日本料理が5店、フランス料理3店が3つ星を獲得したという。この盛り上がりを受けて、11月19日現在、アマゾンの予約ランキングで1位を獲得している。