電通は、旭化成が保有する非接触脈波検出技術を応用し、心の緊張を緩和するスマートフォン向けアプリ「Pace Sync」(ペースシンク)を開発した。iOSとAndroidの両OSに対応し、無料で提供を開始した。両社は今後、バイタルセンシング(生体情報の計測・活用)やヘルスケア領域でのサービス/プロダクトの開発・事業化に向けた知見の蓄積を行っていく。
「Pace Sync」は、スマートフォンで顔を撮影するだけで心拍数を計測し、その鼓動に最適化されたテンポのアニメーション動画を自動再生することでユーザーの緊張を緩和する。深呼吸を適切なペースで繰り返すよう求めるガイダンスを動画内に表示し、ユーザーをリラックス状態へと導いていく。
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